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2010年4月

2010年4月 1日 (木)

愛を伝えることの難しさ

 以前、「愛すること」という題でコメントしたことがあった。「愛することとは許せること。」と結論づけている。その考え方は、今も変わっていない。ただ、「愛すること」には対象となる相手があり、相思相愛(今風に言うと両想いとなるのか)の形が確かに望ましい。片方の想いが強すぎるともう一方は、引き気味となってしまう。正に男女の愛の形がそれに当たる。
 これを親子愛と当てはめてみると、意外に同様のものを感じる。違うとしたら、余程の事がない限り破綻しないことぐらいだ。母親が愛情と思って、子どもの面倒を過剰に見る。その事が子どもにとって、とてつもない負担とさせている場合が多い。

 「愛」に重たさを感じた瞬間、それは「愛」ではなくなる。自分の想いが強すぎたと感じた時、少し押さえようとか、相手の想いが強いと感じた時は少し引こうとか、つまり冷静さも必要なのかも知れない。それは違うと考える人は、お互いぶつかりながら愛していける人達なのだと思う。それはそれで否定しない。

 子どもを愛し、その気持ちをそのままのレベルで伝えたいと思うのであれば、子どもへの愛情表現の後少し子どもの反応を待てる親になってほしい。

 きっと、期待以上の反応が返ってくるはず、子どもは親が思う以上に親を愛してるのだから。

November 16, 2007

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手洗い洗車

 また、やってしまった。事件は起きてしまった。「手洗い洗車事件」だ。
 なぜかその日は快調であった(実はほぼ毎日快調であるが)。ガソリンスタンドで佐藤節炸裂。店員さんがガソリンが上がって客足が減って来ているためもあると思うが、やたらに「手洗い洗車」を勧めてくる。私自身、そろそろ洗車かという思いはあったがいつもの「いたずら心」に火を点けられてしまった。思わず、「乱暴に扱わないでね!」と頼んだのだ。店員さんはやや不機嫌そうな顔をして「もちろんです。」と答えた。でも私のギャグには気づいてくれなかった。

 読者の方でも、お気づきなられてない場合もあるかも知れませんので、ご説明を。
 私は仙台出身であるためか、アクセントがおかしいらしい(妻にも娘にもイジメられる)。そのためダジャレ的な感覚は抜群である(親父だからではない、念のため)。

 本題に戻る。そのため「手洗い洗車」が「手荒い洗車」にも聞こえてくるのだ。だから「乱暴に扱わないでね。」とお願いしたわけだ。受験まで、100日を切ったというのに受験アドバイザーとして本当にくだらい話しを致しましたことを少し反省したい。

 ちなみに皆さんは「箸」と「橋」と「端」のアクセントの違い大丈夫ですか?私は、全部同じになってしまいます。残念!

November 08, 2007

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美里再デビュー

 中村美里の近況報告。
まずは、毎日元気に稽古に励んでおり、体調も良さそうである。

 実は、爆弾発言だ。美里は、今月17日の講道館杯から52キロ級に変更することとした。48キロ級の谷選手は公言通り、世界柔道において「ママでも金。」を実現させた。あくまで想像であるが北京オリンピック48キロ級日本代表は谷選手でほぼ確定と思われる。最終的には、来年4月の体重別選手権が終了後に決定されるが、色々と考えた末、美里が48キロ級の代表となるにはあまりにも厳しい状況と判断し、52キロ級変更の結論を出した。

 また、美里自身の身長も伸び、体重の維持が限界だったことも理由のひとつである。しかし、52キロ級で北京を目指すにしてもライバルたちはたくさんいる。アテネでの銀メダリストの横沢選手、新女王の西田選手と実力者ぞろい。並大抵の努力では実現できないであろう。

 ただ、美里の魅力はこれまでもそうであったようにデカイ相手を気にしないパワーがある。そして、気持ちの強さがある。最後は開き直りも見せてくれるだろう。

 来週土曜日の講道館杯、応援よろしく!  美里、再デビュー。

November 05, 2007

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第1回渋渋説明会終了

 24日(水)第1回目の説明会を実施した。約2400名の来校者があり、かなりの混雑となった。今年度のスタートから受験生の反応が良く、ある程度の来校者増も予測していたが、それを超えた。昨年1800名という数字がピークであるとの考えもあったが嬉しい誤算となった。
 正直なところ、最大2200名は想定していた。資料等についても2200部用意できていたが、途中で追加することとなってしまった(間に合って良かったのですが・・・)。昨年10月に完成した新体育館とこれまでの体育館両方が満杯状態という感じだった。

 さて、ここからが自慢に聞こえたら、それは自慢ですのでお許しを。
 なぜ、これ程までに増えたかと色々と分析してみた。結果として、まず平日にも関わらずお父さまの姿が非常に目立っていた。東大合格者数増加の影響は間違いなくあるようだ。「共学でも東大に行けるじゃん!」といった感覚なのか?質問の中身も、より現実的、より具体的なもの多く出された。要するに入学することを前提とした質問が多かったように思う。つまり、渋渋に入りたいと思ってる人が増えたと言うことになる。(感謝)

 私は多くの来校者があったことに対して、素直に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいである。そして、責任の重さも同じぐらい感じている。自然体を貫く気持ちと改めて「品質保持」を意識していきたい。

 そして、「共学ご三家」という言葉が定着していけるような努力も考えてみたい。

October 26, 2007

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かわいい子には旅をさせろ!

 今世間は、ボクシングの亀田一家の話題でいっぱいである。私も格闘技世界の中の一人として色々と感じる部分を持っている。ただ、亀田一家を批判する気もないし支持することもない。それは、人それぞれ考え方、生き方が違うと基本的に思ってるからだと思う。強いて言うならば、「ルールは守れよ。」ぐらいである。なぜ、この話題に触れたかというと「親」の力とは本当に強く、責任の重大性を感じたからである。

 ここからが本題。
 かわいいと思えば思うほど、他人には触れさせたくないという気持ちを抱くのは当然のことである。親の立場で考えると「余計なお世話」というところであろう。でも、そこが「間違い」と私は思う。もちろん、自分に代わる人間を吟味する必要性はあるが、自分とは違う感覚を与えることの重要性も知ってほしい。
 親として、指導者としての限界を知ることにより、自分の力以外での一段階上のステージに上がれるような環境作りを意識してほしいと思う。当然のことであるが、気持ちまで切り離せと言っているのではない。

 「かわいい子には旅をさせろ」である。 

October 17, 2007

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10月の大切さ

 久々に受験に関してのコメントを書こうと思う。
 受験生にとって、10月は悩む月となる。受験校決定に向けての悩み、そして、成績アップへの期待。
来月(11月)の決断まで、残念であるが悩みは続く。私は受験アドバイザー(自称)として、その悩みを軽減する立場にあると勝手に思ってる。そこでアドバイスを。

 結論、まず親子でいっぱい悩むこと。それではアドバイスになっていないですよね?ただ、私としてはその悩み方へのアドバイスとなれば嬉しい。
 では一番目にお父さまお母さまお二人の受験すべてへ対しての考え方を同じにしておくこと。例え、どちらかが妥協した部分があったにせよ、決めた以上同じ気持ちで入試に突入すること。
 次にお子さまには当然伝えなくていいことだが、結果として最悪の状況を考えておくこと。まあ最悪という言葉を使ってしまうと暗くなってしまうが、保険を掛けておくぐらいの感覚は必要である。(備えあれば、憂い無し)言い換えると親自身の「覚悟」という意味かもしれない。
 最後に「健康管理」がある。この時期、親子共々、張り切り過ぎによる体調不良はよくあることだ。要注意である。

 今日現在、家庭が明るくなっていると感じている親子は充分期待できますよ。来月から明るい家庭になっても間に合います。多分、間に合うと・・・思う。

 アドバイザーの本音としては、みんな良い結果が出ることだけ祈ってまーす。

October 15, 2007

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役不足

 10年程前になるが私の母校順天堂大学の学部長より、新入生ガイダンスの中での講演依頼を受けた時の話しである。
 学部長は、私が学生の頃の教授で、本当にお世話になった先生であった。私自身が教師・寿司屋・ホテルそして教師という人生を送っていることはもちろん良く知っていた。だからこそ、講演依頼だったのだ。教師を目指し順天堂に入学し、その目標が達成できなくてもたくましく生きていけることを話してくれということだった。

 その最初の電話での恥ずかしい話しである。
 学部長本人からの依頼であったので、嬉しくもあり、光栄にも思った。ただ、即答で「はい、分かりました。」では何か格好がつかないと考え、自分ではやや謙虚になったつもりで、「私では役不足では?」言ってしまった。すると学部長は、「お前は、この役では物足りないというのか?」と私が間違っていることを知りながら、そして笑いながらそう言ってきた。その後のご指導は、学生時代に戻った気持ちで「役不足」の本当の意味を教えていただいた。
 「大スターにちょい役をお願いできるか?」「お前に大役を持ってきてもまだ役不足。」とお前は言ったのだぞ。ということらしい。講演前にいい勉強になったことを今でも良く憶えている。

 ちなみにその時のもう一人の講演者はマラソンの有森選手で、内緒だが彼女の講演料は○○万円。私は、当然卒業生である以上、交通費のみであった。でも満足だった。

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学校見学会

 我が渋渋においても学校説明会の際、授業も含め校内見学を実施している。無論、大概の方は、廊下を歩く時や授業を見学する時は、当然静かに気を遣いながらの行動となる。本校は、授業見学の際教室内に入ることを許可している。当然、授業の邪魔になってもらっては困るが、「静かに見学してください。」と事前に注意はしていない。それは、常識ある大人だからである。

 ところが最近、モンスターが出没するようになってきた。受験生の親御さん対象の説明会であるため、正直なところ我々もかなり気を遣ってる。ただ、教室内でのお喋りには担当教師の方で注意させていただいた。残念だがあまり反省の色はなかったようだ。正にモンスター化しているらしい。学校としても謙虚に丁寧にの精神は忘れていない。しかし、常識を逸脱している行為に対しては、注意していくことが謙虚さであり、丁寧さであると考えている。

 誤解があるといけないので付け加えておくと、そのような人達は以前は皆無であった。それが最近たまに出るようになった。というレベルである。
 それでもオバケが出たぐらいに私は、驚いた。

October 03, 2007

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誤審

 先だっての柔道世界選手権は、ヤワラちゃんの「ママでも金」で終了した。私の立場では複雑な思いもあるが、でもやっぱり素晴らしいの一語に尽きる。心から「おめでとう」と言いたい。また、世田谷学園出身の棟田選手、土浦日大出身の塚田選手両名の金メダルも感動した。

 さて、そんな中、期待の井上・鈴木の両選手は明らかに誤審により敗退してしまった。柔道の場合、ビデオ等での再確認はなく、審判の判定は絶対的なものとなる。ただ、今回は日本国内と国際大会でのルール上の違い(国内では先に技を出した方を有利と見る傾向があり、国際ルールは捨て身技を意外に評価する)もあったかもしれないが、それにしても柔道本家の感覚からいうと「誤審」であった。
 しかし、日本としても単純に「誤審」だったとして、そのままにしておくことは間違いだろう。それは、オリンピックせよ世界選手権せよ国際ルールでの勝負だから、何か対策を練る必要があるはずだ。

 先週、レスリングの世界大会も行われた。浜口選手も明らかな「誤審」により敗れた。
 私は、レスリングに対して、できるだけ「誤審」を避けるためにビデオでの再生判定があることを高く評価していた。しかし、今回その場でのビデオ再生をせずに審判は試合を続行させ、結果、浜口選手は敗れることとなった。それぞれのスポーツに何のために命を懸けて頑張っているのか、悲しくなる。日本がイジメにあってるとしか思えない。

 スポーツには解せない判定は常にある。しかし、試合後日であっても薬物使用の場合は金メダルですら剥奪される。明らかに「誤審」が判明した場合、判定を変える勇気を誰もが持つべきと思うのは私だけだろうか?

 私は、「誤審によっての勝利は要らない。」と言える選手を育てたい。

September 26, 2007

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たまには、こんな話しも

「未必の故意」、漢字を見れば何となく意味が分かる。本当に恥ずかしい話しだが、このフレーズを音として聞いていると「密室の行為」、私には、そう聞こえた。しかも「密室の行為」により裁かれる者がいる。という現実をテレビのニュースで知り、二度ビックリだった。
 それもかなり大人になってからも私にとっては、「密室の行為」だったのだ。確かに密かな行為であると思うが、なぜ罪に問われるのか不思議だった。正直、気づいたのは10年ぐらい前であるが、一人で照れ笑い、大笑いであった。その事を教えてくれた新聞に感謝のみである。

 この話しは、誰にも話してなかったが、ついに発表してしまった。

 佐藤はこの程度の奴ですので、皆さまのフォローよろしくです。新しいパターンのカテゴリーにも挑戦致します。

September 18, 2007

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対人パス

 中1男子のバレーボールの授業での出来事である。二人で向き合い、バレーボールの基本的パス練習を「対人パス」という。私が年に一度だけ使うギャグであるが、この「対人パス」の説明の中で「このパスは、日本人がやってもタイ人パスだー」と。異様に受ける年と何にも気づかない年がある。
 今年の中1は、失敗だった。受けないどころか流された。毎年、入試のレベルは上昇しているはずなのにこの類は、偏差値には関係ないのかも。

 先日、さすがに初対面の方ではなかったが、その方が「私は意外に対人恐怖症なんです。」というものだから、思わず、間髪を入れずに「じゃあ日本人なら大丈夫ですね?」と言ったら、本当に一瞬眼が点になっていた。30秒後に気がついたらしく、大笑いし、「アメリカ人でもOKです。」と切り返してくれたので正直ホッとした。私の事をよく知っていない人には、少し押さえながら応対していくことにした。

 でも、いつも「イタズラ心」を忘れずにいたいと思ってる。

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渋谷は危険か?

 進学相談会で最も多い質問が、「渋谷にある学校は、危険ではないですか?」である。私は、「学校の中まで繁華街ではないですよ。」と答える。でもこれは、冗談半分、本気半分の答えである。
 本音の答えはこうだ。「どんなに田舎にある学校に通わせても、その学校、生徒の雰囲気が遊ぼう精神だらけでは、放課後、彼らは渋谷に改めて通学してくるのだ。」ということを知っていただきたい。
 実際には、渋谷にあるということを我々教師は充分に意識している。渋谷署と連携しパトロールも実施している。危険ゾーンと言われるセンター街で、本校の生徒に出会うことはまずない。せいぜいマックあたりでハンバーガー程度である。危険である場所、危険である理由さえしっかり生徒に伝えておけば、決して無茶はしない。開校12年目を迎え、事件・事故に巻き込まれたケースはゼロである。

 ただ、安心から油断だけは生み出さないように気をつけている。現在、日本において、安全も水も無料ではなくなったことが残念である。

 そんな時代だからこそ、子ども達には、自分自身で自分を守る術を伝授していきたいと真剣に考えている。

September 10, 2007

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夏休み終了

 ご無沙汰しました。特に受験タイムズファンの数名の方、本当にごめんなさい。今月よりタイトル画面も変わったことだし、色々な情報、熱い想いを再び発信します。

 さて、夏休み中のご報告を。まず、柔道の大会(金鷲旗)で福岡へ行った。その後、山口の宇部へ講演のため出かけた。講演と言っても、ある中高一貫校の先生方へ応援メッセージを伝えに行っただけである。女子校から共学校、そして中学開設という流れが本校(渋渋)と共通していることもあったが、何か応援しないわけにはいかない気持ちなのである。先生方は非常に熱心であり、一丸となって学校改革に取り組んでいることが、こちらにもひしひしと伝わってきた。5年後、10年後が楽しみだ。

 8月に入り、中学校の関東大会のために埼玉の上尾へ。結果はイマイチだったが、近い将来を予感させる試合だった。まあ、子ども達には、いつもの通り「また、次だ!」と伝えた。

 8月後半は、全国中学校柔道大会のため山形の天童市へ行った。全国大会出場は一人だったため、
気持ち的には穏やかな状態であった。しかし、またも納得の行かない判定で2回戦敗戦。ちょっと荒れた気持ちに変わってしまった。その相手は決勝まで進出したのが、救いか、残念か。悔しいけど、また次頑張ろう。

 最後は、家族サービス。飛騨高山に行ってきた。途中、奈良井宿、妻籠宿、馬籠宿に寄り、昔の宿場町の街並みをのんびり散策させてもらった。何とも言えない良い気分であった。高山は温泉三昧となり、湯あたり起こしそうだったが身体が休まる感じだった。そして、朝市、街並みも素敵だった。こんな事に感動している自分が不思議であり、年をとった気もした。

 私の周りは、柔道部は女子だけ、家族も女房・娘・義母の女性だけと私の4人家族。これからも女性を大切にし、努力していきたい。ブログも頑張ります。

September 04, 2007

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子どもの成長

 生まれてから18歳までの成長というものは、今さらながら驚きと感動がある。身体の成長については、お子さまを育てた経験があれば、あまり不思議さを感じないかも知れない。今回の成長は、精神面での成長について少し語りたいと思う。

 学習面での話しである。「頭は悪くないのだが、成績が伸びない。」という話しをよく耳にする。それは、その子のまわりにいる大人たち(両親、教師)に責任がある。将来への楽しい夢、夢の掴み方について、的確に伝えていないことが原因と私は思う。もちろん、最終的な努力は本人次第であるが、キッカケは、まわりの大人たちの応援である。それが、うまくいった時、子どもは大きく変化、成長する。

 私は、そのキッカケを見つけようと常に意識して生徒たちと接している。同じ仕掛けをしていても掛かるタイミングは全員違う。掛かったタイミングを見逃してしまうと、また時間を要することとなる。だから、「教師は緊張感が必要なのだ。」と思ってる。そのタイミングが噛み合った時、生徒は、今まで無理と自分自身で言ってたにもかかわらず、急激に努力を開始する。その時の我々のアドバイスはすべて吸収してくれる。そして、自分なりに工夫をするようにもなる。その後、まわりの大人たちは必要な時に接してあげれば、OKである。ただ、次へのステップアップの時は次のレベルの応援を考えてほしい。

 日々成長どころか、時間刻みで成長していく子どもたちがそこにいる。

 子どもを心底、「信じる」、「愛する」ことができれば、本来、子どもとして兼ね備えている力を開花させられるもと私は思う。
 最後に 「その気」になった子どもを見逃すな!

August 04, 2007

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金鷲旗大会

 今月22日~24日まで、福岡のマリンメッセを舞台に男子360校、女子154校が出場し、金鷲旗大会が盛大に開催された(今年から中国、韓国、台湾の高校も参加)。

 我がチームは、ブロック決勝で京都学園に敗れた。ベスト32であった。色々と審判方に文句をつけたいところもあったが、それは勝負事にはつきものと思い、諦めた。子ども達には、悔いることはまったくないと伝えた。仲間を思いやる見事なチームプレーがあったこと。その面では、満足している。

 敗戦の後、監督が選手を怒鳴っている光景を今年もいっぱい見ることができた。色々と選手に伝えるべき事、注意すべき事は確かにある。ただ、選手が泣くまで怒鳴る必要性を私は感じない。思わず、柔道を嫌いにならないで。と祈ってしまう。「柔道が好きだからこそ、頑張れる。」ことをあらためて、指導者は理解しておく必要がある。選手にいけない部分があれば、淡々ときっちりと話せばいいのではないか。

 強いことにより、輝くのは選手でいいはず。でもたまに、監督自身が輝きたくて選手を利用してしまってるような場面にも遭遇する。監督は一番の応援団でありたいと私は考えている。

 負けたら(失敗したら)、次に向かってスタートを切ろう!誰にだって死ぬまで「次」あるのだから。

July 25, 2007

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スクランブル相談会無事終了

 7月15日日曜日、スクランブル相談会無事終了することができた。台風4号の応援を受けながらの開催となり、一時は中止もやむを得ずかまで悩んだが、開場を待つ人達に励まされながら、何とかスタートまで辿り着いた。各学校のブースも列ができ、対応する先生方も笑顔で相談に応じていた。

 スクランブル相談会は、共学校だけのものとなると唯一であり、周りからの期待も大きかった。そのため私にしてみれば稀なことだが、少しプレッシャーを感じる部分もあった。今年は、特に動員数を伸ばしたいという想いが強く、塾の先生方にもかなり無理なお願いもしていた。その結果として台風を追いやるぐらいの勢いを感じることができた(昨年を上回る入場者であった。約1000名)。開催場所も秋葉原の駅前UDX2Fであったが、評判は上々。来年も海の日の前日、同じ場所で開催することを決定した。

 今は、「共学校では難関大学への進学は難しいというイメージは持たない方が良い。」共学校の持つ素晴らしい部分を大いに見つけて欲しいと思う。どの共学校を見ても自然な明るさ、楽しさを感じることができる。公立の中高一貫(共学)にはない私立の共学校をぜひ見ていただきたい。

 今後、渋渋に限らず、共学校の進学実績が伸びていくことは間違いないことである。それは男女一緒にいることが自然であり、楽しいから、頑張れるのだと私は信じている。

July 17, 2007

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偉大なものには気付かない

 6月末、私の叔父が急逝した。死因は心筋梗塞であった。小さい頃、よく面倒を見てもらった叔父だけに忙しい時期だったのだがお通夜に参列した。仙台まで新幹線を利用して向かった。叔父のことを思いだしながら、あっという間の2時間を過ごした。その通夜での話しである。

 当然のごとく、和尚さんによるお経が始まった。約20分後ぐらいから、お焼香も始まった。参列者ほぼ全員のお焼香が終了した時に、和尚さんの説法が始まってしまった。私自身、お通夜で説法を聴くのは初めての体験であり、少し複雑な想いもあった。しかし、和尚さんの話しには気持ちとは裏腹に引き込まれるものがあった。その中のひとつに「本当に偉大過ぎる、物事、現象、人に対して、人は偉大さ・素晴らしさを感じない。」という話しである。
 例えば、空(宇宙)、地球、季節の変化、真の偉大な人の近くにいるのに気付かない等々。私はこの話しを聴き、真の偉大さとは身近にあることなのだということと、今、自分なりに偉大と感じているものが本物なのかを考えてしまった。真の偉大なものに対しての感謝の念を忘れていたのかも知れない。

 「偉大なものとは、自然なもの」が私の結論。無理して偉大になろうとすることはやめようと思う。
最近、少しリキんでいたように反省した。何か叔父が言ってるように思えたから。

July 11, 2007

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携帯電話

 受験相談会での話しである。「携帯電話の学校持ち込みはOKですか?」という質問をよく受ける。もちろん本校はOKである(ルールはある)。私学全体を見渡してみると実はNOの学校が多い。確認したわけではないが約8割の学校がNOらしい。
 私個人にとって、携帯電話は素晴らしいもの・便利なものでしかない。小学生を持つ親御さんにとってもお子さんに持たせることによる安心感は、他では得られないものと認識しているはずである。
 では何故学校や親御さんの一部の人達が中高生が携帯電話を持つことに賛成できないのか?
多少、学校と親の考え方に違いはあるが、共通して言えることは色々な意味での無駄な使い方にあるのだと思う。もう一つは、時と場所を考えない長時間の通話やメール打ち。まあこの辺が反対の理由である。ただ、マナーについては、中高生はしっかり守っているようにも思う。電車内での様子から判断するとオジさん達の方がよっぽどひどいと私は感じる。

 結局、私の言いたい事は、こんなに便利なものを使わない手はないということ。学校においても親御さんとの話し合いの場を設け、携帯をも持たせられる状況を作るべきと考える。(かならず持たせたいと言ってるのではない。念のため)単に「携帯はダメ」ではなく、ルールやマナーを身に付けさせる努力を大人達がすべきであると思う。ネットの世界に眼を転じてみても同様である。便利さだけを追求してしまうとかならずそこに弊害が生じる。今、ネット上のエチケットという意味で、「ネチケット」という言葉が存在している。携帯電話のエチケット、そして、ネチケットを我々大人がまず身に付け、子ども達に伝えていくべきと強く思った。

 遅かれ早かれ、パソコンを使い、携帯も使う。それなら、できるだけ早く正しいルール、マナーを身に付け大人になっていったほうが良いと考える。みなさんは、どうお考えですか?コメントお待ちしています。

July 05, 2007

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懐かしきアデレードII

 ベジタリアン家に滞在して3日目のことである。食事がまずいことと量が少ないことで欲求不満状態になっていた。私は、ピザを食べに行こうと家族を誘ってみた。もちろん私のおごりである。家族は意外なほど誘いに乗ってきた。家の近くの「ピザハット」に行った。私はピザが食べられる状況となり、ちょっとどころではなく、かなり嬉しかった(普段はあまり食べることはないのだが)。
 さて、店に着き、いよいよ注文である。私は、何の迷いもなくシーフードピザを注文した。パパの怪訝な顔を見ても笑顔を返したぐらい、テンションは上がっていたのである(シーフードがダメとは思ってもみなかった)。あとで考えるとベジタリアン一家はパパ、ママ、二人の子どもたちそれぞれが確かに無難なピザを注文していた。やがて、注文の品がテーブルに並べられた。まず私はピザの大きさに驚いてしまった。ミドルサイズを注文したのだが、日本であれば3Lレベルであろう。当然、食べきれず残してしまった。子どもたちが食べたいというので、私はうっかりそのピザを手渡してしまった。すると次の瞬間、パパは子どもの手を叩き、ピザを食べさせようとはしなっかった。私は正直、どうしたら良いのか分からなかった。
 翌日、私はベジタリアン家から家出した。次のホームステイ予定日までの4日間をホテルで過ごした。
充実した日々を過ごすことができた。美味しいもの、好きなものを食べると本当に元気が出ます。
 余計な話しですが、健康を気遣っての食事は3日に一度でいいと私は思う。

June 29, 2007

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懐かしきアデレードI

 前回、アメリカの話しからオーストラリアのアデレードに飛んでしまった。ネタに困ったわけでもないが、アデレードの思い出のひとつを披露したい。
 柔道の指導のため、毎年約1ヶ月半の滞在を6回経験した。滞在先は当然、費用の掛からないホームステイが定番だった。毎年、5家庭ぐらいにお世話になった。あるステイ先での話しである。

 ベジタリアン家族との遭遇

 私の一番親しいオーストラリア人はデニスという小学校の校長先生である。若い頃はオーストラリアンフットボールのスター選手だったらしい。(デニスについては近いうちに書くつもりだ)彼は、私にこう言った。「今度のステイ先は楽しいぞ!」 私にはどういう意味なのか分からなかった。まあ、デニスが楽しいというのだから、きっと何かが楽しいのだろうと、その程度にしか考えていなかった。

 そして、ついに夕食の時にその楽しさを知ることとなる。ベジタリアン家族であったのだ。ベジタリアンの意味ぐらい、いくら体育学部出身であっても理解できた。そのことを初めて知った時、確かにデニスが言うとおり楽しさを覚えた。いや、楽しいかも知れないと思った。しかし、その期待は見事にはずれた。その食事の中身は野菜中心であることは違いないが、何々モドキが多いのには驚いた。ステーキモドキに始まり、ソーセージモドキ、ツナモドキ等々、充分に楽しめた。ベジタリアンと知った瞬間から肉を諦めていたのだが、シーフードも一切ダメということには特にびっくりだった。ただ、彼らはモドキが証明しているように肉や魚を食べたいのに我慢していることに私は気がついた。(誤解のないように言っておくが、私はベジタリアンを否定しているのではない。)ベジタリアンになった理由を聞くこともなければ、聞こうともしなかった。私は単純に、食べたいものを食べればいいのに、と思っただけである。(続く)

June 26, 2007

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海外に行く意義

 アメリカでの相談会は慌ただしい中で終了してしまった。相談会中は、その場所が外国でも国内でも同じ感覚であるため、正直あまり感動はなかった。やはり、景色を見たり人々と触れ合ったりして、初めて海外へ出たという実感を覚えるものである。期待していた牛肉がまずかったのもいい思い出となる(高級店で食べれば、美味しいはずだから、楽しかった思い出とするしかない)。

 今回、あらためて海外に行くことの意義というか価値というか自分なりに考えてみた。私が初めて海外での生活を体験したのはオーストラリアのアデレードという都市である。最初は、前職時代に生徒の引率での訪問であった。その際、柔道着を持参したことがあとあと大正解となった。
アデレードは柔道の盛んな地域だったのだ。そのため、あちこちの道場から声が掛かり、私も1ヶ月の滞在ということもあり、積極的に色々な場所に出向いた。その時に感じたことを皆さんに伝えたい。

1.カルチャーショック
 会う人、見る人すべてが外国人だった。考えれば当然のことだが日本でみる光景と同じなのに動いている人はすべて外国人、なぜか自分の存在がちっぽけなものに感じてしまった。これがカルチャーショックというのだろう。
その事をオーストラリアの友人に話したら、「お前が外国人だよ。」と言われ、妙に納得したことを憶えている。ただ、何日が過ごすと日本という国を客観的に見ることが可能になる。この状況になれば、ちっぽけだった自分も少し大きくなったように感じてくる。それが視野が広がってくることなのだろう。その後アデレードには一人で6年(夏休みを利用)続けて訪問し、柔道の指導をやってきた。得るものはたくさんあった。
(自分を謙虚にそして大きくしてくれる。)

2.日本食の美味しさを実感。
 私は、あまり好き嫌いはない。だから、海外で米が食べられなくても苦にならない。ただ、まずいものはまずいと感じる。日本食が食べたいというより、日本食の繊細さが恋しくなるのかも知れない。海外では初めて出会う日本食がある。
(日本人がいない日本食レストランはやめた方が良い。)今回のアメリカ訪問で、これからは意地を張らず日本食を食べようと思った。
(日本食の素晴らしさを知る。)

 今回はこれくらいにしておきます。実は、アデレードでの逸話はいっぱいあります。ネタに困ったらまた書きますね。

June 22, 2007

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お父さんも頑張ってます

最近、学校説明会や相談会の会場でお父さま方の姿をよく眼にする。もちろん、これまでにも中学受験に際して、多くの熱心なお父さま方に出会ってきた。ただ、正直なところそのお父さま方の質問というのは、結構ポイントがずれていたり、気持ちだけが空回りしている内容が多かったりしていた。ところが最近、それが変わってきて いるのだ。訪問する学校、相談する学校について事前にしっかり勉強しているから驚きだ。
自分の子どもの性格からその学校との相性、レベル、学校の将来性等々、あらゆる角度 から分析している。

軽い気持ちで、色々な学校と相談することも大切であるが、その次の段階の学校の本質を見抜くレベルまで達しているお父さまが多いのにはビックリした。

今、この少子化の時代、子どもは夫婦の宝であると同時に国の宝でもある。ただ単に 進学実績などだけにとらわれず、学校の良さを見つけ出し、より良い学校選びをして欲しい。

最後にお父さま方へメッセージ
「学校選びに関しては決して一人だけ突っ走らないでくださいね。第1にお子さま、第2に奥様ですよ。」

June 19, 2007

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アメリカでの相談会

先々週より、ニューヨーク2会場、ロサンゼルス1会場にて帰国生入試の講演と相談会に参加してきた。そのためブログの更新が遅くなって申し訳なかったです…。
ニューヨークは、慶應ニューヨーク校とホリデイインホテルで開催され、駐在されている小学生を持つ多くの方々が出席してくれた。学校側は12校の参加であった。
共学校、女子校、男子校が集まった。今の時代、インターネットの普及により海外でも瞬時に日本国内の情報は得られるようになった。しかしながら、中学受験を考えている親御さんにとって、生の情報の魅力は計り知れないものがあるようだ。
個別相談会は、時間内では収まらず、延長して対応した。喜んでいただけたので、疲れは感じなかった。途中編入の相談も多かった。

ロサンゼルスでは、ホリデーイントーランスホテルで開催された。ニューヨークとの大きな違いは、まず気候である。とにかく快適であった。出席された親御さんの雰囲気も穏やかで、服装もラフであった。不思議なことに質問も大らかな気がした。そんな土地柄であるが、今、ロサンゼルスでは、「ロス」という呼び方をやめよう運動が展開されているらしい。確かに「失う」とか「無駄」と聞こえてきたら、嫌な感じだろうと私も思った。「L.A.]か「L.A.X.]なら良いそうだ。皆さんもそう呼んでくださいね。 アメリカ珍道中については、期待していた牛肉がまずかったこととか、狂牛病が心配なら、ソースをいっぱいかけると大丈夫とか、冗談も含めてまた書こうと思ってる。ではまた。時差ボケ解消中の佐藤でした。

June 12, 2007

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子どもは親を選んでる

私の親父は今年で満78歳になる。なぜか、すこぶる元気だ。親父は60歳までの人生を障害児教育に捧げてきた。聾学校の教員から始まり、公立小学校の障害児学級を担当してきた。その頃の話である。(私自身はまだ中学生だったと記憶している。)  

当時、私の家には、障害を持つ子どもの親たちが頻繁に出入りしていた。今になって考えると親父が色々な相談に乗ってあげていたのだろうと思う。そんな場面で、親父の口癖があった。
「子どもは自分自身で親を選んで、生まれてくるんですよ。」「特に障害を持って生まれようとしている子どもは親を吟味します。その結果選ばれた親なのだから自信を持って育てなさい。」である。真剣に話している親父の雰囲気が今も忘れられない。私自身、反抗期の最中であったが、妙に感動したことを憶えている。

子どもが何か生意気な事を言ったら、ぜひ反論してほしい。「あなたがパパとママを選んだのだから、自分の責任よ!」と。

実は、私も娘にこの話をしたことがあった。でも娘は一言、「選択ミスだった!」私も一言、「大ショック!」

May 30, 2007

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共学校だけの相談会

今、共学校が熱い。大学受験に異性は邪魔、ぐらいのイメージをもたれてる親たちは多い。
しかし、ちょっと自慢だが、今年、共学校でも進学実績を出せることを渋渋が証明したと思ってる。

共学校の魅力は計り知れない。世の中、男と女しかいない。12歳〜18歳のこの時期に異性の存在、雰囲気、強さ、弱さ、魅力を知ることは大切である。よく言われることだが、男女別々の時期があった方が良いとする意見がある。この意見を否定する気もないが、理解もできない。一番自然な形で接することができるはずである。自分の眼で共学校をしっかり見てほしい。特に男の子のお母さま、女の子に食べられることはありませんよ。(笑)

そこで、共学校だけの入試相談会(スクランブル相談会)を実施致します。ぜひ、ご来場ください。
首都圏の共学校が20校以上集まります。楽しいイベントも盛りだくさん!私も頑張ってます。
お声をお掛けください。

以下、実施要領をお知らせ致します。

日時  7月15日日曜日13時〜17時
場所  秋葉原駅前アキバスクエア(UDX2F)

どなたでも参加できます。お待ちしています。

May 29, 2007

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夢を持とう

自分の子どもに「夢を与える。」これは、親として当然の事と私は思う。ただ、具体的にどうする事が「夢を与える。」こととなるのか、悩んでるパパ・ママは多いようだ。でも、それは意外に簡単かも知れない。親自身が夢を持てばいいのである。「親の背中を見て子どもは育つ。」と言われるように、子ども達は間違いなく親の普段の姿を見ている。親が夢に向かって輝いていれば、子ども達も必ず、「夢」に向かうはずである。「今さら何を?」と言う方は、子どもに夢など与えられません。

私は満50歳だが、未だに大きな夢を抱いてる。大学1年になる娘にたまにその夢について語ったりしている。娘は笑顔の中にも少しムッとしながら、「もう50なんだから、静かにしていれば。」と言っている。
しかし、私はまだ人生において大輪の花を咲かせていないと思ってる。60歳、70歳で咲かせてもいいと考えてる。人生のピークなど誰も分からない。だから、いつだってピークを目指して生きていける。

娘も自分の「夢」を語ってくれるようになった。すぐに実現できるような事は「夢」ではないと理解しているようだ。

あらためて、「夢」とは簡単に実現できないからこそ「夢」であり、「夢」を「夢」で終わらせないための努力こそが大切であることを子どもに伝えてほしいと思う。子どもにとって、自分の親が本気で「夢」を追いかけている姿を目の当たりにした時が、「夢」を抱く瞬間のような気がする。生き生きと輝く姿を子どもの脳裏に焼き付けてほしい。パパ・ママ、人生これからだよ!

May 18, 2007

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面倒くさいは大切

大人でも子どもでも、面倒くさいことはやりたくない。しかし、面倒であってもやらざるを得ない事がある。
ただ、面倒な事を仕方なく行動に移してしまうと不思議なことに面倒くささを感じなくなっていることも事実である。
それは、嫌々やり始めたとしても人間には順応していく力があり、その力が発揮されるためと思う。そして、面倒な事を繰り返し習い練ることによりレベルアップが実現する。

勉強にしてもスポーツにしても練習は必要である。必要と知りつつ練習は面倒くさいとなる。つまり、自分が面倒くさいと思うことを我慢強く、繰り返し実践していくこと。それが自分自身を大きく成長させる最高の方法であると考える。

また、自分ではなく、他人のために面倒くさいことを行う時もあるでしょう。それは、相手の喜ぶ姿が面倒くささを超えているのかも知れません。特に家族や愛する人のためには当然のことですよね。(愛する人に対して面倒くささを感じたら、ちょっとヤバイかも)。何か面倒くさい話しでごめんなさい。

May 10, 2007

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プラス志向の大切さ

受験生のいる家族にとって、何事に対しても「プラス志向」の考え方は必要であり、大切な事である。模擬テストの結果が出る度に一喜一憂し、お子さまを精神的に追い込んだりしていませんか?この場合のプラス志向の考え方としては、模擬テスト1回毎の結果を見るのではなく、その先実施される3回分位の
結果を総合的に見ていくことである。大人であっても一発勝負で結果を出すということは大変なことであり、かならずしも良い結果に結びつかない。

「プラス志向」というものは(あくまで佐藤流)、まず穏やかな気持ちでいること、広い視野を持つこと、次があることを意識していること等々だと考えている。つまり、失敗を次のチャンスにへ繋げていくことなのだ。次があると考えた時、当然継続することとなり、また努力ができる状態となる。失敗の経験が自分自身
を成長させ、次は前回の結果を上回ってくれるものと思う。

もちろん何の努力もせず、成長はない。穏やかに「また次がある」との気持ちを家族全員で持って欲しいと思う。生きている限り、次のチャンスを信じて欲しいとお伝えしたい。現実を受け入れる
素直さが、次の方向性を見いだしてくれるのだ。

見栄など張ることなく、広く、大きく、楽しく前進あるのみ。受験期こそ、家族の絆を強く、確実なものにするチャンスであることをお忘れなきように。

April 26, 2007

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偶然は努力した者だけに訪れる

先日、妻の影響で韓国ドラマを観てしまった。そのドラマの中で、この言葉「偶然は努力した者だけに訪れる」が出てきた。私の好きな格言に「人事を尽くして天命を待つ」がある。色々考えてみるとこの格言と同じ意味合いを持っているように思う。夢を持たぬ大人達は「偶然はあり得ない」と言い切ってしまう傾向があるが残念なことだ。  さて、入試の世界において偶然は起こっているのだろうか?答えは、もちろんイエスである。このドラマを観るまでは、単なる偶然であり、運の強い受験生だと思っていた。ところが偶然合格していたと思われる受験生(第1回入試から4回目の入試まで受けて最後に合格した受験生)の試験結果を改めて確認してみると、入試直前までの努力が回を追うごとに発揮されて
いることが見えてきた。やはり偶然ではなく、必然なのかも。

偶然に出会うための日頃の努力(佐藤流)
 1.基本的生活習慣の確立(生活のリズムが大切)
 2.人格を磨く(勉強だけでなく、人としての心を磨く)
 3.目標を明確にする(意欲的に努力できる)
 4.諦めない(諦めたとき、すべては終わる)
 5.元気であること

「努力を重ね、偶然を引き寄せろ!」 

April 24, 2007

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複雑な心境

4月に入ってからのことである。電話での問い合わせの件。本校(渋渋)に合格していたが、手続きを取っておらず、それでもこれからの入学は可能かという質問であった。返事は当然NO。明らかに東大合格23名が効いたようである。私としては、嬉しいような、残念のような複雑な心境であった。 私は、学校・生徒・教師を見て受験校選びをしてもらいたいと常日頃より思っている。決して大学合格実績だけで選んでほしくない。条件のひとつとして考えるのであれば文句はないのだが。

問い合わせをしてくれたお母さんのお子さんは、間違いなく優秀であると思う。先に決定した学校で良い結果がでることを祈るだけである。

◎美里の結果報告
過日、行われた全日本体重別選手権の準決勝おいて、延長戦の末、福見選手に惜敗。決勝でのヤワラちゃん対決は実現しなかった。 決勝は、ヤワラちゃんVS福見選手。福見選手が勝利したが、世界選手権日本代表はヤワラちゃんに決定した。これまた、複雑な心境だった。これからも美里の応援よろしくお願いします!

April 16, 2007

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受験期における母親の心構え

受験を控える子どもにとって、母親の存在はかなり大きい。父親より母親を頼り、そして母親もその期待に応えようと、子どもに全精力を傾注するようになる。ただその時、母親自身に悩みも生じるようである。何に対して、どのように気配りをすべきなのか、考え込むようである。私は仕事上、色々な悩みの相談を受けている。その時のアドバイスをご参考までにいくつか挙げてみます。

1.子どものためと思っている行動や言動が、本当に子どものためになっているか否か時々確認する。(自分の見栄、世間体のためだったりしてはいないか)
2.子どもの前で、父親(夫)を見下したり、悪口を言ったりしていないか。(子どもに対して両親二人の同じ考え方、気持ちであるということしっかり伝えることが大切)
3.ダメはダメ、褒める時は思いっきり褒める。
4.子どもに対して直接的な言葉でなく、態度で「あなたを守ってる」ということを伝える。

まだまだ、母親としても役割はあるはず。各ご家庭の考え方もあると思うので、これ位で。ただ、決して忘れていけないことは、常日頃からの「笑顔」であること。受験期の子ども達に「今、一番嬉しいことは?」と尋ねると「お母さんが笑った時」と答える子どもの多さには驚かされる。母親の存在、影響がいかに大きいものであることの証明でもあるわけだ。
最後に母親自身が心底「合否はご縁だ」と思えるかが母親の真の役割と私は思う。

April 10, 2007

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中学受験を乗り切るための父親の役割

子どもが中学受験を決意した時点から、その家族の主導権は母親が握ることになる。父親は父親としての威厳が薄らいでいくようにも感じるかも知れない(威厳など元々ないとおっしゃる方もいるかも知れないが)。父親として、子どもに何をしてあげれば良いのか悩んでいるのに、妻は分かってくれない。そして、気がつくと家での生活は妻のペースで回り出していく。妻は、夫をあてにしない。
子どもも父親の言うことを聞かなくなる。かといって、怒りを露わにするわけにもいかず、ストレスだけが貯まっていく。すべてのことが子どもの志望校合格のためと思い、我慢する。というのが中学受験生を持つ8割の父親の実態ではなかろうか。

では、どうすれば父親の威厳までは行かずとも存在感を示すことができるのか、私の体験から良かったと思われる具体的作戦を伝授したい。参考になれば、嬉しい限りである。断っておくが、「妻や子どもに迎合すべき」と言っているのではないので、誤解のないようにお願いしたい。

1.妻の考え、意見をできるだけ否定せずに、真剣にしかも最後まで聞いてあげる。
2.子どもの気持ち、話をしっかり聞いてあげる。(この場合もなるべく否定しないこと、どうしても否定する場合は、それと異なる具体的方法を示すことが大切)
3.どんな手段であれ、お父さん自身で各学校を調べてみる。(各学校の現在の状況を知ることが大切)
4.妻に自分はどうあるべきか、どう協力すべきかを聞き、できるだけその希望に沿った形で努力する。(当然、自分の考えを伝える事は構わないが、押しつけはダメ)負けるが勝ちではないがある意味、妻が主導権を握ることを認めてあげる。

要するに父親として「中学受験に心の底から協力していくよ」という姿勢を示し、具体的な行動をとることにより、父親としての考えも受け入れられるようになるものと思う。

そして最後は、あまり無理はしないこと。

April 03, 2007

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受験校選びのポイント2

受験校選びについての主導権を、親が握ることに私は賛成だ(意外ですか?)。ただし、最終的に受験するか否かは、本人の気持ちを優先させることが大切である。私が考える理想的な手順は次の通り。

  1. 両親自身が築き上げてきた家庭の色、つまり「家風」を改めて確認すること。
  2. その「家風」と同じ、あるいは似通った校風を持つ学校をあらゆる手段を使って調べること。
  3. ある程度、絞り込んだ学校へ親子で訪問してみること。(少なくても7〜8校は訪問すべき)
  4. お子さまも含め、親子で話し合いの場を持つ。その際、入試日程、偏差値、合格可能性あたりまで、話し合えれば最高。
  5. 最終的には、4〜5校の受験校を11月頃までには決定し、ラストスパートへと気持ちを切り換えていく。受験予定校の過去問をやり出す時期ともなる。また、志望校順をしっかり意識しておくこと。
    受験する学校すべてに通う可能性があることの確認も必要である(合格しても行かないと考えるなら、受験させないこと)。
  6. 最後に、試験当日のことになるが、学校側の受験生・保護者の対応も要チェック。受験生・保護者を大事に扱ってくれていると肌で感じ取れれば、正解。

いずれにせよ、親としてやるべき事は沢山あります。ただ、お子さまの人間性、精神面(やさしさ、思いやり等)のケアも忘れないでほしい。勉強さえやっていれば、何でも許されると思わせないことが難しさでもあり、親の力量と私は思う。

March 27, 2007

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受験校選びのポイント1

新学期を間近に控え、中学受験を考えている新6年生にとっては、仕上げの年度となる。夢と希望に満ち、新しい気持ちで再スタートを切ってほしい。

さて、皆さんは受験校選びのポイントについてどうお考えだろうか?伝統校?その理由は?、別学?共学?その理由は?、と質問された時、意外にもしっかりと理由を説明できなかったりするものだ。説明のつく答えが見つかったとしても、せいぜい進学実績が良いから、偏差値的に合うから等々のものである。これらの答えは、決して間違いではないが、最終段階に入ってからのポイントであろう。私が最も大切と思っていることは、「本人とその学校の相性」である。それを確かめるために必要なことは、第一に雑誌等で調べた何校かの学校へ実際に行ってみること。そして、その学校の雰囲気、におい、先生方の対応をしっかり確認して来ることである。この時点では、宗教色、通学距離等は考えなくて良いだろう。

次に学習面以外にどんな行事等があるのか、どんな事を身に付けられるのか、しっかり調べること。本人の感覚との相性確認はこの辺にあるようにも思う。

究極は6年後のその学校と本人の姿が想像できるのであれば、問題なしだ。
この1年、大いに家族で話し合いをしてほしい。

March 26, 2007

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あいさつ

「おはよう!」と声を出した瞬間、何かが変わる。周りの空気も変わるが、自分自身にも変化が起こる。まずは、爽快感が生まれる。気持ちが穏やかになる。そして、会話の切っ掛けを作ることにもなる。つまり、これは相手との距離感を縮めたことでもある。

学校内で、「あいさつ」を徹底するには工夫が必要だ。指導初めの頃は生徒に「あいさつ」することを強要させることも必要となる。この時、強要の方法に工夫をするべきである。言葉で伝えるのではなく、教師側は態度で示せば良い。

「あいさつ」の苦手な生徒には、教師側から徹底的に「おはよう!」と毎朝声かけすれば、いいのである(あいさつが出来ないからといって、怒る必要はない)。

当然のことだが教師間ですらあいさつが交わせない学校では、到底無理な話。
また、そうであれば、教師を育てるところからスタートすればいいこと。気長に努力することが一番である。

明るい家庭を目指している方、嘘だと思わず、まずは実行!  「あいさつ」の不思議を体験してほしい。

March 16, 2007

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自慢?快挙?やっぱり誇り!

10日東大の合格発表があった。本校は開校まる11年。卒業生は6期生である。昨年、5期生の東大合格者は9名という大躍進を遂げている。今年の6期生は昨年の実績を良い意味でプレッシャーとし、生徒・教員が一丸となり入試に臨んでいた。結果、21名(内現役16名)の合格!快挙である。しかも共学校のイメージとして、男子が弱いと言われながら、21名中17名が男子であった。

「東大だけがすべてでない」と言うが、やっぱり東大パワーは凄い!各方面から、お祝いの電話、メールをいただいた。こんなことは、通常ないことである。
今年の場合、理Ⅲの合格を始め、理の合格者が17名、文が4名と理系の頑張りが際立った。

225名の卒業生でこの数字は、やはり誇れることと思う。倍増の理由は「あいさつ」にあると私は考える。意外な理由と思われるかもしれない。もちろん最大の理由は、生徒それぞれの頑張りにある。ただ、その気にさせる環境づくりのスタートが「あいさつ」だと思うのである。

現在、7期生も動き出している。当然、期待したい。ただ、渋渋生らしく楽しい学園生活を送らせてあげたい。

「東大合格者だけでなく、6期生全員を誇りに思う。」

March 13, 2007

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学校は無菌室

「学校内の自販機には炭酸類を置かないでください」等の要望が、親から出る。学校は忠実にそれを守ろうとする。うちの学校も例外ではない。炭酸飲料は身体に良くないことは分かる(それでも私はコーラが好き。だからコーラを置いて欲しいという話しではない)。でも私の本当の思いは、そこに炭酸飲料があったとしても自分自身で買わないという判断力を身につけて欲しいということなのである。

学校側がそれらのものを排除することが、12歳から18歳までの子ども達に様々な場面で判断できる力をつけさせる邪魔をしているのではないか、という懸念が私にはある。つまり、学校から一歩外に出た瞬間に炭酸飲料に限らず、子ども達にとって害となること、なるもの、ばかりが氾濫している現実がある。そういう意味では「学校は無菌室」である。教師、親の力ですべて排除しているからだ。誤解されるとつらいので言っておくが、排除していくことが間違いとまでは思っていない。ただ、自分自身の判断で「害」を排除できる力を身につけさせるためには、ある程度の「害」が学校内にあっても良いと私は考える。

卒業後、「害」だらけの世の中で生きていくのだから。

March 06, 2007

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言い訳を聞いてあげよう!

親が子どもに対して、「言い訳するな!」と叱っている場面によく遭遇する。確かに躾として考えれば、正しい光景なのかもしれない。学校生活においても教師が生徒に対する指導の中で、まったく同じ状況を目撃することがある。ただ、私の考えは教師ではあるが、違う。私は生徒に言い訳をさせている。最後の最後まで話しを聞こうと思っている。嘘の言い訳は長いし、くどい。真実の言い訳は短いし、生徒の表情からも察しがつく。だから、言い訳をさせる。そして、たとえ嘘の言い訳であっても真実として受け止める。そういう子に限って何度も嘘の言い訳の場面を作ってくれる。こちらも何度でも騙される。しかし、そんな子でも嘘ばかりの自分に嫌気がさすタイミングが必ずやってくる。嘘の重さにもよるが、そこで間違っていた自分に気づき、反省した子は確実に成長していく。

親にしても、教師にしても根気の勝負となるが、良い意味で言い訳のしない子へ変化させたいのであれば、この手法は、経験上最適だと思っている。ぜひお試しを!

March 02, 2007

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言うと損する3つの言葉

人前で「疲れた」、「だめだ」、「金がない」の言葉を口にした瞬間、人は落ち込む。そして、これらの言葉を多用している人は元気がない。実は私も思わず言ってしまうことがある。誰にも聞かれていないことを確認する。では何故これらの言葉が元気を奪ってしまうのかを考えた。私の結論。「疲れたけど明日は頑張ろう」、「だめだったけど次がある」、「金がないけど楽しい人生」というように否定したままの状態にしないことが大切。短く言い切ってしまうと、それで終わってしまうからなのだ。

明日からみなさんも意識してみてください。まず、これらの言葉を出来るだけ使わない。もし使ってしまったら続けて次の言葉も口にする努力をする。たぶん、元気に毎日を過ごせるはず!

ただ言わないことがストレスにならない程度に。 

March 01, 2007

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愛すること

究極の愛することとは?と聞かれたら皆さんは何と答えるか。

私は「許せること」と答える。「許すこと」ではなく「許せること」だ。愛にも色々な形がある。親子愛、夫婦愛、師弟愛、恋人愛、仲間愛、等々ここでは書けない愛の形もある。いずれの愛もどちらかが「許せない」と思った瞬間に破綻を迎える。ただ、その中でも「親子愛」だけは壊れにくいかもしれない。親子にはたとえどんなトラブルが生じても「許せる」繋がりがあるのだと思う。それに比べて他の愛は「両刃の剣」的なものを感じる。

50歳にして思った。「もっと慎重に愛を語っていこう。」と。

February 22, 2007

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美里3位再び

ゲンを担ぎヒゲまで伸ばしたが、昨年と同じ銅メダル。ただ、今回は敢えて「残念」と言わない。これだけの大舞台でありながら、連続でメダルを獲得している。

全日本体重別3位、フランスワールドカップ3位、福岡国際3位そして、フランス国際3位である。特に敗者復活戦からの銅メダルは価値がある。しかも今回は試合の見事さに対して、「フェアプレイ賞」を受けた。日本人選手としては井上康生選手と美里の2人だけであった。ある意味金メダル以上の価値があると美里に伝えた(美里自身は金メダルの方が良いと言っていたが…)。

とにかく4月のヤワラちゃんとの初対決には燃えているようだ。メダルを取り続けた力を思う存分発揮してくれるだろう。

ご声援ありがとうございました。

追伸
 ひげ剃りました。

February 20, 2007

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美里フランス国際出場(2年連続)

今月10日、フランス国際に出場する(テレビ東京11日放映)。

昨年は、銅メダル。今年こそ金メダルが欲しい。それには理由がある。4月にヤワラちゃんとの初対決を控えており、その勝負に勝たなければ、今年の世界選手権、来年の北京オリンピックの出場が微妙となってしまう。国際大会での金メダルとなおかつヤワラちゃんを倒して初めて真の日本代表が見えてくる。それだけヤワラちゃんは偉大な選手なのだ。

無力の私はゲンを担ぎ、ヒゲを伸ばし始めた。実は一昨年の福岡国際初優勝が決まったときにヒゲを剃った。その後優勝がない。久々のゲン担ぎをやってみたい。

200702061350001

 
 
 
 
 
 

 

応援よろしく!

February 13, 2007

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合格発表

私の仕事は簡単にいうと生徒募集。詳しくいうと学校の宣伝マンである。つまり、広報活動全般に命を捧げている。

そのひとつに入試があり、合格発表がある。

実は、一番精神的に辛い仕事が「合格発表」なのだ。1点差、2点差で合否が決定される。ちょっとしたミスでその差は生じる。それは、受験生にとって天と地ほどの差がある。私には、そのちょっとした差を伝えることができない歯痒さがある。

不合格であっても「頑張ったよ!」と伝えてあげたい。でもそれはできない。だから辛いし、「合否はご縁だ」を信じている。

February 08, 2007

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帰国生の皆さんへ

27日(土)、本校は帰国生入試を実施した。志願者は過去最高の205名。本校の場合、ある意味英語圏と英語圏外からの帰国生を別々に対応している。その辺が、志願者増となっている一因であろう。当然、厳しい入試となった。

さて、20年程前、帰国生は入試において不利に扱われることが多かった。しかし、現在は、海外での経験がこれからの日本社会においてかなり役に立つことが認められ、変化してきた。語学力のみならず、国際感覚を持つ帰国生への期待が高まっているのである。

日本に帰国し、色々な苦労があることでしょう。でも、自信を持ち、一層の努力をして欲しい。何しろ皆さんは「日本の宝」なのだから。

January 31, 2007

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入学した学校がベストマッチ!

2月1日を皮切りに都内私立中学校の入試が始まる。毎年、様々なドラマが展開される。

入試前日からの発熱であったり、前日に転んで骨折などの例もある。受験票忘れ、筆記用具忘れは決して珍しいことではない。まあ色々なことが起こるものだ。

その結果として、受験生全員が第1志望校に入学できることはない。それでも、どこかへは落ち着くこととなる。(希望通りでないとしても)

私は、「落ち着いた(入学した)学校がベストマッチであること。」を信じてほしいと思う。慰めや気休めで言ってるのではない。後悔しても始まらない。それは神様が決めたことだから。

人生前向きに生きていれば、かならず良いことがやってくる。

January 25, 2007

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「入試」まで笑顔で

この時期、受験生にとって最も大事なことは風邪を引かないことである。生活のリズムを崩さないことが体調保持につながる。親の責任は重大である。

もう一つは精神面の充実である。親からのプレッシャーは、もう要らない。必要なのは、「親の笑顔」なのだ。子どもを信じ、子どものペースに親が合わせていけばいい。それだけで、子どもの精神状態も安定する。決して、「わがままにさせろ!」と言っているのではない。「子どもをおだてて木に登らせよう!」親の頑張りが本物であれば、かならず期待に応えてくれるはず。

ただ、合格だけがすべてでないことを忘れるな。人生は長い。

January 23, 2007

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新年を迎え

新年明けましておめでとうございます。

新春恒例箱根駅伝、我が母校順天堂大学の完全優勝。私としては自分自身も最高のスタートが切れたと思い込みたい。(余談だが順天堂には順大ファミリーという言葉がある。仲間の喜び、悲しみを分かち合える雰囲気がある。そこが誇れる部分でもある。)

さて、新年を迎え、受験生を抱えるお父さまお母さまへのアドバイス。色々な思いを込めて「受験日まで笑顔で過ごそう。」の一言。ここまで、頑張っていない子どもなどいないはず。「人事を尽くしたのだから、天命を待つ。」という心境で過ごしていただきたい。

子どもを信じること。かならず良い結果が出ますよ。

あとは、健康管理。腹八分目も大切だ。健闘祈る。

January 09, 2007

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イメージトレーニング

柔道の試合に限ったことではないが、相手をイメージし、頭の中で試合をしてみることの重要性を私は強く感じる。
しかも「勝利後のイメージが大切である。」勝ったら、どんな笑顔にしようとか、何を食べようとか、より具体的なイメージができた時には私自身勝利していたように思う。

実は、昨年度の入試日の2月1日早朝、究極のイメージトレーニングを見た。
本校の玄関前に到着しながら中に入ろうとしない母娘の姿があった。「中へどうぞ。」と促すと「まだ、5年生です。」との返答。

受験生とまったく同じ状況、同じ気持ち、同じスタイルを体験してみたかったらしい。見事なイメージトレーニングである。
いや、それ以上のことだったかもしれない。あの時、私は名前も聞いていなければ、顔も覚えていない。

でも、あの子は今回間違いなく合格するだろう。

December 26, 2006

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自慢話パート2

美里へのご声援有難うございました。

美里はまだ福岡にて合宿中。2月のフランス国際大会優勝を目指し再スタート。
私もフランスに行きたいが入試業務のため、どうなることか。

今日は、うちの柔道部の自慢話。男子の入部を拒否しているわけでもないのに男子が入部してこない。その理由は入部の条件にある。

 柔道部入部条件

 1.かわいいこと。
 2.お母さんもかわいいこと。
 3.勉強も頑張ること。

以上の条件なのだが、なぜか男子には警戒されている。

まあ、半分以上冗談であるが、うちの部員は確かに全員かわいい。もちろんお母さま方もかわいい。試合会場に行くと渋渋柔道部はモテモテである。そして、強そうに見えないらしい。でも私は、そこが快感。

かわいいとは、好きな事を楽しんでやってるからだと理解している。楽しいから頑張れる、好きだから苦しくても平気なのである。
だから、かわいいまま強くなってしまうと私は信じている。

お母さんがかわいいということは、子どももかわいいのだ。

December 21, 2006

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「福岡国際」美里が頑張りました!

結果は、アジア大会と同じく銅メダル。

でも、今回は一味違う。
美里は、一回線でフランスのジョシネに敗れた。そして、そのジョシネのベスト4が確定した段階で敗者復活戦へ。
優勝候補筆頭に挙げられながらの敗退。並の根性では、闘争心が継続しないのが普通だ。ところが今回は違った。
敗者復活一回戦から、三位決定戦までのすべての試合に美里の勇気と気迫を感じた。

堂々たる三位だったと私は思ってる。

試合会場には「ヤワラちゃん」も来ており、来年4月の復帰を宣言していた。
美里は、ヤワラちゃんとの対戦まで、もっともっと力をつけることは前提となるが、「ヤワラちゃん」を超えてる姿を今回はっきり見たような気がする。

来年4月、全日本体重別柔道大会を記憶していてほしい。
「経験は、力なり!」by 佐藤

December 19, 2006

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中学受験は親の力量

大学受験は自分の力。親を頼りにしているようでは突破は無理。中高時代に学習法を身に付け、大学受験に結びつけた生徒が希望通りの大学へ進んでいる。つまり、大学受験については、親が余計な口出しをしないことが成功への秘訣となる。

さて、中学受験はどうか?ここでは親が大いに口出しすることが重要となる。
だからこそ、親の力量勝負となる。この時期の子どもは、まだ親の言うことを良く聞く。両親から私立中学の情報を得、受験を知ることとなる。しかし、親の思い通りにしようと考えれば、考える程、親の責任は重大となる。

そのためには、親が真の力量を身に付ける必要がある。
まず、気になる各中学の情報を徹底的に仕入れることから始めよう。そして、その学校のイメージが自分の家庭・子どもの雰囲気とマッチするかどうかを確認する。次に公立が嫌だから、私立に行くというような消去法的な考え方ではダメ。
あくまで、中学受験への明確な理由を子どもに伝えるのだ。こんな理由でこの中学を受験するのだということをはっきりさせておきたい。

子どもが納得できる受験期間を過ごすための話し合いの場を作ることも意外に大切である。決して、押しつけではなく、子どもを「その気」にさせることができれば、大成功である。

それが「親の力量」となる。ただし、中学入学後は付かず離れずの親が理想だろう。

December 14, 2006

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血液型の利用法

血液型など関係ない」と言いながらも、ちょっと気になる占いや性格診断。私もそんな中の一人だ。

以前、友人から「お前はB型だからだめだね。」と言われたことがあった。旅行計画の相談だった。
友人は、細かい計画を嫌う私に気遣っての言葉だった。旅行の時ぐらい、好き勝手に行動したいものだ。

友人はA型で、計画表がないと不安らしい。計画表に従い、一つ一つクリアーしていかないと気持ちが落ちつかないとのこと。
まあ、それでも仲が良かった訳だから、それも面白い。

そこで、100%的中とは言えないが、血液型を利用した「受験生励ましの法」を伝授したい。
まず、O型、情け深いところを上手く利用する、心にしみる言葉で応援。A型、責任感、確実性を意識する、周囲の大人から良い意味でのプレッシャーを与えることがポイント。
次にAB型、理論派、理詰めで説明し納得させる、この納得させることがポイント。
最後にB型、これは作戦なし、掛ける言葉としては、「好きにやれ」だが、行き過ぎのないように見守る。

血液型利用法、意外に当たるかも?

December 12, 2006

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美里銅メダル!

アジア大会・柔道女子48kg級第3位。
中村美里本人にしてみれば、銅メダルは嬉しくないだろう。

私自身は複雑な思いである。残念でもあり、ホッとした部分もある。確かに勝負の世界は厳しい。
ただ私はどんな試合であろうと、勝利したときには子ども達と一緒に喜んできた。

今回、本人が落ち込んで帰国したとしても私は喜んであげたいと決めている。
今月の17日には、福岡国際にも出場する。気持ちを切り換えるためにも大いに盛り上げてあげたい。

「勝っておごらず、負けてくさらず!」 

December 07, 2006

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ちょっといい話

昨年度入試でのエピソード。ある女の子(受験生)Aちゃんの受験物語である。

本校では帰国入試を含め計5回の受験チャンスがある。Aちゃんは本校をかなり気に入り、受験を決意。
帰国生の資格を持つ彼女は帰国入試を皮切りに第一回・第二回・第三回の入試を受験した。
結果はすべて今一歩届かずの4連敗。

学校としても3連敗以上の受験生はリストアップしている。そして、2月6日の本校最後の入試。
予想に反して彼女は願書を出してきたのである(5回チャレンジは珍しい)。
入試である以上、特別な配慮もできないまま、彼女の合格を密かに祈るしかなかった。

ところが奇跡は起こった。見事合格である。確かに稀なケースであることに違いない。

ただ、現実にあった事を皆さんにお伝えしたかったのだ。「諦めなければ、願いは叶う。」ということを。

December 05, 2006

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イメージトレーニング

柔道の試合に限ったことではないが、相手をイメージし、頭の中で試合をしてみることの重要性を私は強く感じる。
しかも「勝利後のイメージが大切である。」勝ったら、どんな笑顔にしようとか、何を食べようとか、より具体的なイメージができた時には私自身勝利していた ように思う。

実は、昨年度の入試日の2月1日早朝、究極のイメージトレーニングを見た。
本校の玄関前に到着しながら中に入ろうとしない母娘の姿があった。「中へどうぞ。」と促すと「まだ、5年生です。」との返答。

受験生とまったく同じ状況、同じ気持ち、同じスタイルを体験してみたかったらしい。見事なイメージトレーニングである。
いや、それ以上のことだったかもしれない。あの時、私は名前も聞いていなければ、顔も覚えていない。

でも、あの子は今回間違いなく合格するだろう。

December 26, 2006

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自慢話パート2

美里へのご声援有難うございました。

美里はまだ福岡にて合宿中。2月のフランス国際大会優勝を目指し再スタート。
私もフランスに行きたいが入試業務のため、どうなることか。

今日は、うちの柔道部の自慢話。男子の入部を拒否しているわけでもないのに男子が入部してこない。その理由は入部の条件にある。

 柔道部入部条件

 1.かわいいこと。
 2.お母さんもかわいいこと。
 3.勉強も頑張ること。
 
以上の条件なのだが、なぜか男子には警戒されている。

まあ、半分以上冗談であるが、うちの部員は確かに全員かわいい。もちろんお母さま方もかわいい。試合会場に行くと渋渋柔道部はモテモテである。そし て、強そうに見えないらしい。でも私は、そこが快感。

かわいいとは、好きな事を楽しんでやってるからだと理解している。楽しいから頑張れる、好きだから苦しくても平気なのである。
だから、かわいいまま強くなってしまうと私は信じている。

お母さんがかわいいということは、子どももかわいいのだ。

December 21, 2006

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「福岡国際」美里が頑張りました!

結果は、アジア大会と同じく銅メダル。

でも、今回は一味違う。
美里は、一回線でフランスのジョシネに敗れた。そして、そのジョシネのベスト4が確定した段階で敗者復活戦へ。
優勝候補筆頭に挙げられながらの敗退。並の根性では、闘争心が継続しないのが普通だ。ところが今回は違った。
敗者復活一回戦から、三位決定戦までのすべての試合に美里の勇気と気迫を感じた。

堂々たる三位だったと私は思ってる。

試合会場には「ヤワラちゃん」も来ており、来年4月の復帰を宣言していた。
美里は、ヤワラちゃんとの対戦まで、もっともっと力をつけることは前提となるが、「ヤワラちゃん」を超えてる姿を今回はっきり見たような気がする。

来年4月、全日本体重別柔道大会を記憶していてほしい。
「経験は、力なり!」by 佐藤

December 19, 2006

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中学受験は親の力量

大学受験は自分の力。親を頼りにしているようでは突破は無理。中高時代に学習法を身に付け、大学受験に結びつけた生徒が希望通りの大学へ進んでい る。つまり、大学受験については、親が余計な口出しをしないことが成功への秘訣となる。

さて、中学受験はどうか?ここでは親が大いに口出しすることが重要となる。
だからこそ、親の力量勝負となる。この時期の子どもは、まだ親の言うことを良く聞く。両親から私立中学の情報を得、受験を知ることとなる。しかし、親の思 い通りにしようと考えれば、考える程、親の責任は重大となる。

そのためには、親が真の力量を身に付ける必要がある。
まず、気になる各中学の情報を徹底的に仕入れることから始めよう。そして、その学校のイメージが自分の家庭・子どもの雰囲気とマッチするかどうかを確認す る。次に公立が嫌だから、私立に行くというような消去法的な考え方ではダメ。
あくまで、中学受験への明確な理由を子どもに伝えるのだ。こんな理由でこの中学を受験するのだということをはっきりさせておきたい。

子どもが納得できる受験期間を過ごすための話し合いの場を作ることも意外に大切である。決して、押しつけではなく、子どもを「その気」にさせること ができれば、大成功である。

それが「親の力量」となる。ただし、中学入学後は付かず離れずの親が理想だろう。

December 14, 2006

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血液型の利用法

血液型など関係ない」と言いながらも、ちょっと気になる占いや性格診断。私もそんな中の一人だ。

以前、友人から「お前はB型だからだめだね。」と言われたことがあった。旅行計画の相談だった。
友人は、細かい計画を嫌う私に気遣っての言葉だった。旅行の時ぐらい、好き勝手に行動したいものだ。

友人はA型で、計画表がないと不安らしい。計画表に従い、一つ一つクリアーしていかないと気持ちが落ちつかないとのこと。
まあ、それでも仲が良かった訳だから、それも面白い。
 
そこで、100%的中とは言えないが、血液型を利用した「受験生励ましの法」を伝授したい。
まず、O型、情け深いところを上手く利用する、心にしみる言葉で応援。A型、責任感、確実性を意識する、周囲の大人から良い意味でのプレッシャーを与える ことがポイント。
次にAB型、理論派、理詰めで説明し納得させる、この納得させることがポイント。
最後にB型、これは作戦なし、掛ける言葉としては、「好きにやれ」だが、行き過ぎのないように見守る。

血液型利用法、意外に当たるかも?

December 12, 2006

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美里銅メダル!

アジア大会・柔道女子48kg級第3位。
中村美里本人にしてみれば、銅メダルは嬉しくないだろう。

私自身は複雑な思いである。残念でもあり、ホッとした部分もある。確かに勝負の世界は厳しい。
ただ私はどんな試合であろうと、勝利したときには子ども達と一緒に喜んできた。

今回、本人が落ち込んで帰国したとしても私は喜んであげたいと決めている。
今月の17日には、福岡国際にも出場する。気持ちを切り換えるためにも大いに盛り上げてあげたい。

「勝っておごらず、負けてくさらず!」 

December 07, 2006

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ちょっといい話

昨年度入試でのエピソード。ある女の子(受験生)Aちゃんの受験物語である。

本校では帰国入試を含め計5回の受験チャンスがある。Aちゃんは本校をかなり気に入り、受験を決意。
帰国生の資格を持つ彼女は帰国入試を皮切りに第一回・第二回・第三回の入試を受験した。
結果はすべて今一歩届かずの4連敗。

学校としても3連敗以上の受験生はリストアップしている。そして、2月6日の本校最後の入試。
予想に反して彼女は願書を出してきたのである(5回チャレンジは珍しい)。
入試である以上、特別な配慮もできないまま、彼女の合格を密かに祈るしかなかった。

ところが奇跡は起こった。見事合格である。確かに稀なケースであることに違いない。

ただ、現実にあった事を皆さんにお伝えしたかったのだ。「諦めなければ、願いは叶う。」ということを。

December 05, 2006

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学校見学のポイント

学校見学のポイントは、まずその学校の「良いところ」を見つけることだ。
「良いところ」とは、お子さまとの「相性の良い」という意味である(偏差値表の上の方にあるということではない)。では、どこをどう見ればいいのか?

それは、見るのではなく、感じ取ることを意識すべきなのである。まず、お子さまの6年後がイメージできる学校かどうか。そして、その学校の匂い、教 師・生徒の雰囲気、事務職員の対応等々、感じ取ることができれば、最高の見学となる。

 どんな学校であっても気に入らない部分がひとつやふたつ感じてしまうことがあるかもしれません。その場合その合わない箇所が我慢できるレベルなの か、否か、判断すればいいのである。
 お子さまに合う学校はかならずある、もしかして第五志望の学校がそれかもしれません。

November 29, 2006

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自慢話パート1

愛弟子、中村美里がアジア大会に日本代表として出場する。女子48キロ級だ。
ただいま育児休暇中の「ヤワラちゃん」の階級である。
「鬼の居ぬ間の洗濯」となるか?中村は17歳、まだまだ焦る必要はない。ただ、そうチャンスもない。「獲れる時に獲れ。」と言葉を贈った。

中村は「先生、金メダルを獲って来ます。」とあっさり笑顔で応えてくれた。結果は、12月7日には出る。楽しみだ。
代表選手中、唯一の高校生である。ヤワラちゃんもいいけど、中村もかわいいですよ。あっ、間違った。本当に強いですよ!

皆さん、応援よろしくお願いします。

November 28, 2006

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いくつになっても夢を持とう!

私は満50歳である(気持ち的には35歳で止まっているが)。
自分が50歳になるなんて夢にも思っていなかった。
でも50歳になったお陰で70歳の自分をイメ−ジ出来るようになった。新しい「夢」を持てるようにもなった。一日一日を笑顔で過ごしていきたい。
夢を現実のものとするため、一歩一歩前進していきたい。子ども達には、その後ろ姿を見せることが、教師の役目だと思っている。
「何のための今日一日なのか考えながら生きていきたい。」

余談だが、私の祖母は1901年生まれの満105歳である。先日、少しだけ疲れたと話していたが、実は長寿日本一をねらっている。

November 24, 2006

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合格したら、離婚する!

子どもにとって、夫婦喧嘩・離婚話ほど精神的不安定にさせられるものはな
い。パパ・ママ仲良しが受験勉強効率アップをもたらしてくれる。
 
 受験相談の中に「合格したら離婚しようと考えている。」旨の話しがたまにある(受験相談は自信があるが、離婚相談には自信がない)。
私は教師らしく「離婚は良くない」と答える。しかし、敵が聞く耳を持っていないと判断した場合、「だったら、合格を待たずに今すぐ離婚すべき」と言い換え る。
要は、離婚していることが合否に関係すると思っているらしい。
だから、「合格したら、離婚する!」 なのである。

 私は離婚しないでいることが、より悪い影響を与えると判断したのであれば、スッキリ離婚した方が良いと本音で思ってる。今時、片親であることを理 由に不合格とするよう学校は、こちらから拒否するぐらいの気持ちでいてほしい。

 ただ、親のエゴと見栄だけで子どもを犠牲にするな!と私は言いたい。

November 21, 2006

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パパと娘(受験生)の関係は難しい

パパは清潔が一番。親父臭いのは最低。パパからの異常接近は禁物。
娘からの頼み事の時が大チャンス、精一杯対応してあげよう。ただし、迎合しない。
ダメはダメとはっきり対応。そして、たとえ些細なものだとしても見返りをもとめない。クールに格好良く行こう。

何気ない状況の中、娘に感謝されるパパでありたい。パパのさりげない優しさほど、娘には伝わる。ママを大切にすることがポイントですよ。

と言っている私だが、このブログは妻にも娘にも見られたくない。

November 16, 2006

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