共学校の女の子
半年ぐらい前の話だが、共学ではなく男女別学の教育がベストだ。と宣言されている方がいて、その方の講演にも誘われたが行かなかった。本人に確認することが一番良いと思うが、共学を否定している雰囲気がちょっと私に伝わっていたので、正直行きたくなかった(と言ってもそれを語った人のことも忘れている私だが)。
共学の良さを語る者がいて、別学の魅力を語る者がいる。それでいい。
自分の意見を語るのに他を否定する考え方が、多くの支持を得られない理由と思われる。私も別学を否定しているのではない。
私は共学派であるが男子校出身者でもある。色々な考え方をする方がいて、世の中丁度良い。しかし、他の者の考え方(スタイル)に対して否定から入るのはマズイと思っただけである。
グチはこれくらいにして、本題の共学校の中の女子の話。
まずは、別学の良さは「伝統」にあると思う。長い歴史の中で、魅力的な話や著名人が輩出された学校のイメージは別学が強い。
それに対して共学の場合、歴史や実績が少ないのである。もしかして別学で成し得た事実を共学では無理と判断してる方が多いだけのような気もする。それは無理ではなく、ただ単に共学校がなかった時代での歴史に過ぎないと私は思ってる。
そんな私の想いを踏まえながら、続きを読んでほしい。
共学校は女子に人気がある。そして、確かに活発な印象の女子が多い。男女一緒の場面でも上手に男の子と話し合いをしていたり、いい意味での気遣いを身につけていく。男子は正直なところ、ある意味1年間ぐらい女子に育てられている期間がある。それが女子との成長の早さの違いではあるが、まったく問題にはならないと私は確信している。
渋渋の女子を見て感じることは、大らかさ・明るさ・機敏さがあり、男子に感じる雰囲気と共通している。
また、こんな場面からも共学校ならではの男女平等を感じてしまう。それは、例えば今年度の生徒会長が男子だとすると次期会長は女子になるとか(必ずとは言わないが)、良い形でバランスが取れている。掃除等で男女がすべて同じことをすることが平等ではなく、その特性に合った仕事の割り振りしてたり、まるで彼らが社会人になった時ための準備をしているかのようにも見える。
世の中、男と女しかいない。
早い時期にお互いの良さ・足りなさに気づいておくことが大切だし、今後の人生に役に立つことだと思う。
それらを身に付けているのが、「共学校の女の子」である。
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