« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年7月

2011年7月29日 (金)

柔道結果報告

 金鷲旗結果ベスト32。ちょっと微妙なラインではあるが、それぞれの生徒の努力の跡は十分に見られた試合だった。

 全国から女子の部だけで約160校の参加があり、4回戦で宿敵埼玉栄と対戦し、敗れた。

 東京に戻り、早速中体連の都大会(全国中学校大会の予選)があった。

 結果は団体戦優勝、個人では、中3の70キロ超級朝比奈沙羅が優勝し、全国2連覇へ向けてスタートを切った。同じ中3の63キロ級柿澤史歩は決勝でミスがあり敗れ準優勝、関東大会出場は決定した。気持ちを切替え、関東チャンピョンを目指してほしい。中2の渡辺心実は朝比奈に敗れ準優勝、関東大会には出場。まあこれは仕方ない。同部屋決戦、どちらかが勝ってどちらかが負ける。来年は渡辺が日本一を目指せばいいことだ。

 私にとっては毎年楽しみいっぱいで嬉しい。

 そして、もうひとつ嬉しい知らせが届いた。もう公となったので話せるのだが、今年はインターハイ出場はゼロであった(3人が決勝で敗退)。

 ところが63キロ級で優勝していた淑徳の田代選手が怪我のため出場辞退、うちの荻野香澄にチャンスが回ってきた。田代選手はジュニアの中で世界トップにいる選手。その選手の代わりに出場することとなった。実は荻野も中学時代の57キロ級の全国チャンピョン。階級を上げて田代選手に挑戦していた。今回の予選では田代選手に有効の内容負けだった。一本負けをしなっかたが完敗であった。田代選手が到達すべき位置に荻野も到達してほしいし、自信を持って戦かってもらいたい。

 チャンスとはこんなところから始まることも知ってほしい。

 これからまた熱い戦いが始まります。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月20日 (水)

紙一重の戦い

  「なでしこジャパン」の戦いは本当に素晴らしかった!

 優勝おめでとうございます。

 今大会の強さは、私は勝手に「紙一重の戦い」にあったと思う。常に競り勝っていった粘りが、「紙一重の戦い」に勝てる強さとなっていったように感じた。

 スポーツにおいて勝利することは、やや大げさかも知れないが負けることの10倍のチカラが必要であると私は思ってる。点数差的には「紙一重」であったとしても今回の「なでしこジャパン」には相手の10倍のチカラを発揮できる「何か」が備わった証拠であったように思う。

 言葉、表現としては「紙一重」なのだが「紙一重」で3試合の連続勝利は,やはり「強い」ということである。

 柔道に当てはめるとゴールデンスコア(延長)に入るとかならず「勝利」する者が「紙一重の強さ」持つ選手なのである。でも、そんな選手がチャンピョンとなっている。

 大差で勝つことも身内側にすれば満足なのだが、なぜか次の試合が不安に思う時がある。そんな時、次の試合に紙一重で負けたりすると不思議な「何か」を感じてしまう。

 勿論、技術・体力的に差が無い勝負は精神力・作戦がカギとなるのだが、それ以外の「何か」である。

 「なでしこジャパン」もロンドンオリンピックに向けて、これまでと変わらぬチャレンジャー精神を持って「紙一重の戦い」を再現してもらいたい。そのためには今(一週間ぐらいは)チャンピョンになった喜びを満喫していただきたい。体も十分に休めてほしい。

 また、きっと「金メダル」が獲れるよ、ぐらいの気持ちがちょうど良いと私は勝手に思ってる。リキみなく、楽しく、夢中でやってほしい。

 柔道の中村美里も来月の世界選手権(パリ)がロンドンオリンピック出場のためには大切な試合となる、私はテレビ観戦となりそうだが、今から楽しみ。こちらも応援よろしく!

 ブログもなるべく更新するつもりですが、夏休みに入り遠征が多く途切れがちになりそう。その時はお許しを。

 まずは明日から金鷲旗のため博多へ行ってきます!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年7月16日 (土)

なでしこジャパン

 日本人女性の強さ・繊細さ・器用さ・そして根性の集大成が、女子サッカーの「なでしこジャパン」のような気がする。最近、女子ソフトボール、女子マラソン、女子フィギアスケート、女子ゴルフ、女子レスリング、女子柔道、また他のスポーツ種目や芸術面においても世界に通用する日本人女性の活躍がめざましい。本当に素晴らしいことだし、もっと我々日本人は感動と誇りを持っていいと思う。そして、その想いが次世代に繋がっていくものと信じている。

 私は女子柔道に関わっていることもあり、日本女性の身体能力の高さに驚かせられることもしばしば。

 女子柔道に携わるようになって約20年経過。レベルの進歩は当然ながら、それ以上に驚くことがある。

 それはあらゆるスポーツ(スポーツだけに限ったことではないが)にチャレンジする女性たちが年々増え続けていることである。サッカーなどはその典型であるが、男性のスポーツと思っていたものや男性だけの世界と思われて社会にも眼を向ける女性が増えてきているのである。

 その結果として、身体能力の高さゆえ世界と戦える状況になっているのだと思う。つまり、それぞれがチャレンジ(世界との戦い)していなかっただけで、元々の日本人女性の持っている力が開花してきているのが「今」だと感じる。勿論、努力無しではそうはならないが、世界を意識できる人たちが増えてきたことも実感している。

 私も男性として女性に負けてはいられないが、男性も女性も日本人としてのきめ細かい心、思いやり、我慢強さを軸にみんなで「チャレンジ」すべきである!

 誰でも何かできるはず。何かやってみよう!

 

 最後に再び、「なでしこジャパン」の世界一を応援しよう!

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年7月14日 (木)

タバコ

 タバコをやめて4年目に入った。25年間吸い続けたわりには、意外にもすんなりやめることができた。

 そもそもタバコを吸い始めたのが、26歳ぐらいだった。スポーツをやっていると、しかも体育大学だったりすると吸うチャンスは少ない。いや、吸ってはいけない環境がそこにはあった。

 でもその環境から吸ってもいい環境となった時に、何となく吸い始めてしまった。特に興味本位という年齢でもないはずだが。

 私が小学生だった頃、担任の男の先生が教室の自分の机でタバコを吸っている姿を鮮明に記憶している。タバコの害について語る人もなく、親も校長に直訴ということもなく、何となく平和だったかも知れない。色々な意味で本当に時代を感じてしまう。特に我々の年代はタバコに違和感を感じない世代だったかも。

 中学・高校の頃は生徒が先生の監視をくぐり抜け、人目につきにくい場所を探してタバコを吸っていたものだ。今は違う。先生が生徒の眼を盗んでタバコを吸っている。その姿がちょっとかわいい。そして、今はタバコの残り香まで追求されてしまう。せっかく誰にも迷惑掛けずにタバコを吸ってきたのにバレてしまうのである。しかも、まるで犯罪者扱いである。

 私はやめることができたので、偉そうに一言。

 やめようと思った一番の理由は、吸える場所を探すことへのストレスだった。特に今日、国内でも海外でも吸う場所を見つけることがとても難しい時がある。それなら、やめることによりストレス解消になると思ったから。

 具体的作戦

1 やめるときは「やめること」を誰にも告げず、黙ってやめる(やめらなかった時のために)。

2 買え置きのタバコは捨てる(これを吸い終えたら、と考えるとやめられない)。

3 勿論、我慢との戦いだが、死ぬほど吸いたくなったら吸えばいい。

 吸っている方々への慰めの言葉ではないが、私はいまだにタバコの匂いは好きである。「百害あって一利なし」とはいうが、コミニュケーションをとる手段であったり、妙な(良い)仲間関係が築けたりすることもあると思ってる。

 確かに体に良くないことは事実のようだ。残念!

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年7月 8日 (金)

子育て

 「子育て」については、色々なアドバイスや方法論は世の中に氾濫している。

 最高の「子育て」というものは無いと私は思ってる。ただ、それぞれの夫婦が考える最高の「子育て」の理想はあるかも知れない。

 私(佐藤)の最高の「子育て」の理想は、「環境は人を育てる」の格言とおり「子育てのための環境つくり」を意識してやってきたつもりである。順調に育ったかは判断しづらいが。

 何を持って最高かは確かに判断は難しい。

 

 今日は私が共鳴したスウェーデンの社会科の教科書に載っている「子ども」というタイトルの詩をご紹介したい。

 作者はドロシー・ロー・ノルト氏

 「子ども」

 批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる

 殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる

 笑いものにされた子どもは ものをいわずにいることをおぼえる

 皮肉にさらされた子どもは 鈍い良心のもち主となる

 しかし 激励をうけた子どもは 自信をおぼえる

 寛容に出会った子どもは 忍耐をおぼえる

 称賛をうけた子どもは 評価することをおぼえる

 フェアープレーを経験した子どもは 公正をおぼえる

 友情を知る子どもは 親切をおぼえる

 安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる

 可愛がられ抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じとることをおぼえる

 以上です、いかがでしたでしょうか?どうしても紹介したかった「詩」でした。

 すべてとは言いませんが私は納得。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年7月 6日 (水)

クールビズ

 今年は本当の意味でクールビズ元年。

 私の中では環境省が「クールビズ」宣言を出して何年になるのか定かではないが、国民全体が意識できたという意味では「クールビズ元年」と言えるだろう。

 ただ、これまでは「地球温暖化」を意識した結果としての「節電」、そして「クールビズ」であったが、今回はストレートに「節電」というか「電力不足」によるものである。

 というわけで、今年は私自身も正々堂々、初めてネクタイを外すことを実践している。これまでは、休日は当然ネクタイなどはしないが、平日は外部の方と会う機会が多いためネクタイを締めてしまう。

 正直なところ、相手がきちっとされてるとノーネクタイでいる自分が失礼かと、思ってしまう。そのためには、国民全体が同じ感覚になれたということでも「クールビズ元年」である。

 本当にネクタイを外すと暑さは緩む。でも気は緩まない・・・と思う。

 実践してみて、心底ネクタイ・上着はやめていいと思った。

 元気になれること間違いなし。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »