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2011年8月 5日 (金)

写真の役割

 旅行先でのスナップ写真、皆が集まった時の記念写真、そして今は何気ない日常の写真等、色々な場面やタイミングで写真は撮られている。勿論、写真(画像)だけではなく、映像も同様である。カメラは本当に身近な存在となっているし、カメラか電話かの区別も難しい時代となっている。

 今回私が言いたかったことは、画像や映像と共に残した時の記憶は、普通の記憶の何倍もの記憶として鮮明に残ることを伝えたかったのである。多分気づいている人は多いと思うが。

 写真を見ながら、その時のメンバーのことや状況を思い出しながら語り合ったとする。そうすると、その実際の日(写真を撮った日)の記憶が再現される。そして、写真や映像を見ることにより、一層確実なものを記憶として残すことになる。その後、時間の経過とともに記憶は薄らいでいくが、ごく当たり前の記憶とは雲泥の差が生じる。しっかり憶えているのである。

 私自慢の記憶法は画像・映像記憶である。

 例えば、柔道の授業では生徒たちの柔道着の胸の部分に名前を付けさせている。柔道の授業を受けている生徒(制服姿)に会っても名前が思い出せないことがある。そんな時、私の頭の中でその生徒に柔道着を着させてみる。すると、柔道着の胸についてる名前まで見えてくるのである。信じてもらえないかも知れないが、本当の話!

 もうひとつは、電話番号である。今は携帯電話のお陰であまり憶えなくなったが、30歳代には100件ぐらいの電話番号は記憶していた。学校、塾、レストラン、スナック(ちょっと古い)、その他いろいろ。私の場合、数字を憶えているのではない。あくまで、住所録に記載されている画像を記憶しているのである。だから書いて憶える、見て憶えることが大切と感じている。

 自分では気が付かないうちに学校の定期試験の勉強というと、書いて憶えたりしたものだ。多分、それは私に限らず画像・映像として記憶されている証明と私は思う。

 だから、画像・映像で記憶するということを意識してやってみて。

 多分、これまでの3倍は記憶できると思う。年いってる人もやってみて。

 きっと素晴らしい思い出がいっぱい作れるはずだし、記憶にも残るはず。

 

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