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2011年8月21日 (日)

テツの死

 8月4日19時20分、愛犬テツ(ビーグル犬)が亡くなった。年齢は13歳4か月。病名は「悪性リンパ腫」であった。 これ程までにショック受けるとは思ってもみなかった。とても悲しい。

 娘の10歳の誕生祝いにテツを飼いだした。テツは間違いなく家族の一員だった。その娘は3月に大学を卒業し、4月からアメリカニューヨークに留学している。テツの死について、もう少し早くブログに記したかったのだが、娘の顔を見ながら伝えた後にすると決めていた。

 今回のアメリカ旅行は娘に会うためだけのものだったのだが、「テツの死」をどう伝えるかで正直かなり悩んだ。でも、しっかり伝えることの重要性も感じていた。

 娘と再会二日目にニューヨークセントラルパークを散歩している時にベンチに座って話した。娘はショックはあったもののテツの年齢や調子が悪いことを知っていたこともあり、意外に冷静に受け止めてくれた。自分が留学を決めた段階で、色々なことを覚悟していたことを感じさせてくれた。親が思うより、はるかに大人へと成長していたんだなと少し嬉しく思えた。

 ニューヨークで娘がお世話になっている方々と食事をご一緒した。その時にテツの話となり、その方がペットを亡くした時の悲しさを語ってくれた。

 亡くなった直後、暫くはペットを飼うことは止めようと考える人が多いらしい。だが1年後に7~8割の方がまた飼いだしているとのこと。あまりにも悲しく、その気持ちを癒すには、また同じ種類のペットに頼るしかなくなるようだ。

 なので彼の具体的アドバイスをご紹介、「オスのビーグル犬を買って、テツと名前をつける。」

 私には納得できない部分があるが、彼の友人には3匹目のテツを飼っている人がいるらしい。

 

 帰国し、何となくホッとしている。と言いながら今日は東京国際フォーラムで相談会。

 明日からは全国中学柔道大会のため和歌山へ。

 日本一目指し、素晴らしい戦いをしてきたい。

 

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コメント

おはようございます。
大役お疲れさまでした。大事な家族の一員だったテツ君の死をお嬢様がきちんと受け止めて下さって安心して帰国できたのではないでしょうか。お嬢様の成長と相まってテツ君との日々は佐藤先生の心にしっかりと刻まれていらっしゃる事でしょう。新たな家族に思いが至らないのも分かります。
我が家(特に私が小さい頃から)はペットと言われる動物、犬猫、小動物、小鳥との生活に切れ目が無い人生でした。ただ長生きしてくれたので頭数は多くないのですが…
必ず別れが来るのですが、その時は「もう止めよう」と思うのですが「暖かい体温」と「柔らかい手触り」が必要!と思いだしてしまいます。ただこの10年ほどは子どもの進学や私自身の体調のせいで新しい家族が残念な事に出来ていません。時々ペットセンターへ行ってはガラス越しに見つめて我慢しています。10年も居ない生活が初めてなので慣れるまで苦労しました。
佐藤先生のブログを読んでう〜ん飼いたいなぁ、とまたむくむく心が湧いてきました。
最後になりましたがテツ君の冥福をお祈り致します。
ちなみに、我が家の最後の家族の命日はくしくもテツ君と同じ8月4日でした。ちょっとびっくりしました
m(__)m

投稿: 久 | 2011年8月22日 (月) 09時47分

久さまへ

悲しむ間もなく、今和歌山にいます。

団体戦3位という結果でした。全国での3位、良く頑張った!とも言いたいし、惜しい・悔しいとも思う結果でした。明後日、沙羅ちゃんの個人戦もあるので後日結果報告致します。

テツの死については前向きに捉えるように努力し、また新しい方向へ前進できそうです。

ご心配有難うございます。もう大丈夫です。

投稿: 佐藤康 | 2011年8月22日 (月) 19時21分

生き物は、必ず死があるので、何種類飼育しても死が訪れるたびに悲しいです。

特に哺乳類・鳥類・爬虫類は悲しさが大きいです。

魚類・両生類・昆虫などはその悲しみが少ないです。

私の家では、
新しい犬に同じ名前をつけても、性格も違うだろうし、見た目も若干違うと思うので、ペット達は、全て違う名前で飼育しています。
過去と重ねて初代はできたのに。なんで、おまえは・・・ってならないようにする為です。


一昨日から娘と息子が拾ってきた捨て猫(生後3~4日程度)を5匹保護しています。
まだ目もあいてません(^^;
里親様が1匹だけ見つかったので、あと4匹を無事に里親様見つけて、引き渡し完了したいです

投稿: 烏丸 | 2011年8月24日 (水) 13時15分

烏丸さまへ

ペットに対しての考え方は色々さまざまあっていいですよね。
一年後、私がペットを飼っているかどうか分かりませんが、飼っていたとしても「テツ」という名前にはしないと思います。

テツにも新しいペットにもやっぱり失礼なような気がするからです。

お子さまが拾ってきた猫ちゃんたちに里親さんが見つかることを祈ってます。

投稿: 佐藤康 | 2011年8月24日 (水) 23時29分

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