リソー教育宮下先生を偲ぶ
株式会社リソー教育社長の宮下先生が今月20日(水)朝5時過ぎに亡くなった。
突然の訃報であった。享年58歳。まだまだ若い。残念。悔しい。
実は不思議なことがある。
20日(金)何も知らない私はリソー教育本部にアポ無しで訪問してしまったのだ。
11時ぐらいに訪問したのだが、勿論宮下先生には会えず、別の先生を呼び出していただこうとしたが秘書の方が出てこられ、社長も別の先生も緊急会議中とのこと、渡すべき資料だけを秘書さんに託しリソー教育をあとにした。
一瞬、緊急会議などそんなにあるものでもないと思いながらもあまり気にすることもなく、学校に戻った。
その後、午後4時半ぐらいに株式会社リソー教育の宮下社長急逝のプレス発表があった。
私はリソー教育の先生から電話で急逝の知らせを聞いた。その先生に午前中訪問した旨を伝えたところ、私が訪問した理由が宮下社長が急逝したことを知った上で来たのかと思い、リソー教育の人たちもかなり驚いていたらしい。そして、本当に知らずに来たことを後で知り、2度ビックリだったらしい。ホントに不思議である。
宮下先生とアポも取らず訪問したのは25年の付き合いの中で初めてのことだったのである。
きっと「呼ばれた」のだと思う。嬉しい気もするが、とても辛かった。
28年前、東京マンツーマンスクールからスタートし、あっという間にトーマスとして大手塾の仲間入り、そして東証1部上場。素晴らしい勢いだったし、今も順調に成長を続けている。
私立学校の教師と塾の先生との間柄というより、友人としての付き合いだった。
言葉少ないが、何となく気の合う人だった。二人でいると居心地良さを私は感じていた。
思い出されることがもうひとつ。
4年前の北京オリンピック、私は中村美里の応援で北京に向かう準備に入った頃、突然宮下先生から電話が入り、奥さまと当時小学6年生の息子さんを一緒に北京に連れて行ってほしいという内容であった。宮下先生も行きたかったらしいが、仕事でダメだった。今考えると強引に連れて行けば良かったと思ってる。
先生の死はどう考えても残念でならないが、私は宮下先生の分まで長生きして「夢」を追い続けていくことにした。先生への「恩返し」とも思ってる。
先生、ずっと佐藤を見守ってください!かならず、結果を出し報告します。
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コメント
引き寄せられるってあるんですね。
怖いけど、なんだか素敵な話だと思いました。
それにしても58歳なんて若い!!
私は石井先生にかわいがってもらっていましたが
大学生でバイトやサークルの飲み会を優先してしまい
お誘いをいつも断っていました。
亡くなってからでは遅いこともありますよね。
両親はもちろん、改めて身近な人全員を大切にしたいと思いました。
投稿: Ayaのん♪ | 2012年6月27日 (水) 09時20分
Ayaのん♪さまへ
久々のコメント有難う!
そうだね、渋渋の石井先生も急逝だったね。
いつかかならず皆に訪れることだけど、一日一日を大事に生きることが生きてる人の役割かも。
Ayaちゃんも楽しく、充実した人生を過ごしてください。
投稿: 佐藤康 | 2012年6月27日 (水) 16時06分
昨日の「宮下社長の功績を讃える会」に参加してきました。宮下さんは社長として厳しい自分を見せてきましたが、本当はとても優しい人だったと思います。ご冥福を祈ります。
投稿: Cho | 2012年7月10日 (火) 02時16分
Choさまへ
コメント有難うございます。
私も長野県駒ケ根市での告別式と「功績を讃える会」参列させていただきました。男性たちが肩を震わせて泣いてる姿を多く目撃しました。
もう、それだけで宮下先生のお人柄がわかりますよね。
ただただ、残念です。
投稿: 佐藤康 | 2012年7月10日 (火) 13時13分