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2012年7月

2012年7月25日 (水)

金鷲旗柔道大会準優勝

 22日~23日に福岡県博多のマリンメッセにおいて金鷲旗柔道大会女子の部が行われた。5人戦の勝ち抜きである。一人で相手の5人すべてを抜き去る強者も20名ほどいたようだ。

 女子は163校が全国から参加し、まさに金鷲旗獲得を目指し戦った。

 我がチーム渋渋は1回戦不戦勝からスタートであった。2回戦は浜松商、3回戦岡山東商、4回戦夙川高に勝利。ベスト16となったところで、初日終了。

 大会2日目、5回戦大垣日大に勝利、準々決勝は昨年の覇者阿蘇中央高を破り、準決勝は新田高も突破した。

 決勝は地元福岡の敬愛高だった。渋渋はアウェイの戦い。

 ウチは2回戦からすべての試合が接戦で勝ち上がったチームである。特に大将朝比奈の最後の勝ち抜きに頼る部分は正直多かった。

 勿論、決勝も接戦必至覚悟で戦いは始まった。

 朝比奈の他、試合毎に活躍する選手が違ったが、それが渋渋の強さだったかも知れない。チームプレイができていた証拠でもある。

 結果、相手の中堅の選手に朝比奈が引き分けられ、渋渋の負けが決まった。

 審判にクレームをつけられないというルールも分からないわけではない。

 ただ、それを貫くのであれば審判が試合を作ってはダメだと思う。

 ちょっと残念な試合だった。

 柔道を知らなくてもあの試合を観たら、「あれっ?」と思うはず。

 私がこんな話をしてはいけないと思うが、やっぱり両校の選手たちに失礼だと思ってしまった。

 全国2位なのだから、胸を張りたいが「金メダル以外メダルでない」と言った誰かを思い出した。

 来年こそはかならず!

 でもその前にインターハイで全国制覇!

 

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2012年7月13日 (金)

風神ライカ勝利

 私が応援している初代OPBF東洋太平洋女子ライト級王者の風神ライカが11日(水)久々の試合。

 後楽園ホールでノンタイトル戦60キロ契約、メキシコのシンシア・ムニョスと対戦した。

 結果は6Rを戦い、KOには至らなかったが圧倒的な判定勝だった。

 世界王者復活を目指しているライカにしてみれば、一戦一戦がとても大事で今回の試合も確実に「勝つ」という気持ちがこちらにも伝わってきた。

 ライカとはちょっとしたことで知り合い10年近い付き合いになるが、彼女は本当に努力家である。世界一を目指す同志中村美里とも交流を持つようになった。

 私としてはプロとアマの違いがあれど、お互いに刺激を与えられるような関係になってくれれば嬉しいと思ってる。

 今回は私の友人たち20名ほども応援に駆け付けてくれた。それもライカのパワーになったように思う。

 スポーツ選手は周りからの応援が自分のパワーに代わることを知っている。そういう意味ではサッカーの応援団ではなく、サポーターという言い方は正しいと思う。何故、サッカーだけがサポーターなのか私には分からないが・・・

 今回の試合は、勝って「良かったなあ」という気分。

 早く世界戦のチャンスが来ることを祈りたい。

 ライカへ

 また「夢」がみれるね!

 我々サポーターも世界チャンピオン返り咲きまで見届けるから。

 

 別件でちょっとお知らせ

 私が尊敬する元浅野中学高校校長淡路雅夫先生の講演会のお知らせです。

 中学受験生を持つお母さま、ぜひ来てみてください。勿論、どなたでもどうぞ!

日  時: 7月24日(火) 13時30分~15時

会  場: 渋谷・フォーラム8(渋谷駅から徒歩5分)

テーマ : 子どもが自分の夢をかなえられるように

参加費 : 本当は2000円ですが、新 渋谷受験タイムズを見て申込みしたと書いて送ると、何人でも無料になります。

定  員: 100名

参加者全員に淡路雅夫著の「思春期の男の子の育て方」をプレゼント!
内容の詳細は、このページに書いてあります。

 色々と悩んでる方、きっとホッとしますよ!

 

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2012年7月10日 (火)

「厳しさ」と「イジメ」の混同

 私は小さい時から、野球と柔道を(少しだけ)夢中になってやってきた人間だ。当然、色々な指導者と出逢った。

 誰からも「厳しい人」と言われる多くの指導者とも接してきた。

 「厳しさ」とは何ぞや?

 それは妥協せず自己の夢や目標の実現を目指し、努力することと私は思う。

 つまり、「厳しさ」とは自分のために自分自身に対してのものだと思ってる。

 ゆえに指導者側の「厳しさ」とは、生徒や選手の考え・気持ちというものを尊重した上で実践していくべきだと私は思ってる。

 「厳しさ」とは妥協しないこと、頑固なこと、自ら苦しいことに立ち向かうこと等々になるだろう。

 これらのことを指導者側が生徒・選手に強要させることは「厳しさ」ではなく、「イジメ」になってしまうことが普通に起こっている。指導者側が「厳しさ」とは「苦しさ」を与えることと勘違いしてしまうと悲劇が生まれる。

 昔は「水を飲んでいけない」・「理不尽な理由で正座2時間」・「うさぎ跳び」を1キロとか、「厳しさ」という「イジメ」があったように思う。

 「厳しさ」と「イジメ」は確かに紙一重の部分はあるかも知れないが、指導者が「イジメ」になっている状況に気づいていない可能性もある。

 特に(私も体育教師であるが)体育教師は「本当の厳しさ」について考える必要性を感じる。「イジメ」ではない、「本当の厳しさ」を子どもたちに伝えてほしい。

 親たちも子どもたちに対して、八方ふさがりの叱り方をしていないか、考えてほしい。

 「叱ること」が「厳しさ」ではないことも知ってほしい。

 逃げ道を作って叱ることが大事だと私は思う。

 間違った「厳しさ」が「イジメ」を生み出している可能性もあるのだ。

 

 

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2012年7月 4日 (水)

「頑張る!」タイミング

 私は誰に対しても「頑張れ!」とはあまり言わない。

 決して嫌いな言葉という意味ではないが、軽く使いたくないという思いからだ。

 勿論、ここぞという時には使っている。

 スポーツの世界ではプロだろうがアマチュアだろうが、はたまた中高生だろうが、そのスポーツをやっている者の周りの人間は選手たちに対して「頑張ってね!」を連発する。応援したい気持ちが「頑張ってね。」に繋がるのだろう。

 言われる側の選手たちの多くは、まあ性格にもよると思うが「毎日、頑張ってるよ!」と心の中で呟いている。

 挨拶と変わらない感覚で捉えている選手も多いかも知れない(それが一番いいかも)が。

 

 私は通常の練習において、正常なレベルの精神・身体状態の場合、「頑張れ!」は本当に要らないと思ってる。

 人間にはバイオリズムがあり、普通に生きていても波はある。良い時・悪い時どちらもやってくる。ただ、強い選手、勝てる選手は良い時が多くなるような努力を知っている。

 反対に落ち込み出すと落ちるだけ落ちてしまうタイプもいる。

 このタイミングが「頑張れ!」である。力いっぱい「頑張れ!」と言いたい。悪いことが重なっている時。

 もうひとつのタイミングは、あと一歩の努力・気合い・根性・踏ん張りが必要な時である。

 たとえば、決勝の戦いは「頑張れ!」だろう。

 勉強にしたって同じこと。

 「頑張れ!」はここ一番で使う意識を持ってほしい。「頑張れ!」は重いのだ。

 普段、「頑張れ!」に代わる言葉、それは「努力しよう。」・「やるだけやってみよう。」・「楽しもう。」に私は置き換えている。

 

 

 

 

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