沙羅無差別V
スキーのジャンプ競技の世界でも沙羅選手が大活躍!何戦(16戦8回が金メダル)もの戦いのトータルでワールドチャンピオンとは立派としか言いようがない。素晴らしい!
それを意識しているか否か、沙羅本人には聞いたことはないが渋渋の沙羅ちゃんも結果を出している。
第35回全国高校選手大会女子無差別級(3/19)において見事優勝した。苦労した試合もあったが延長戦に入ってからも攻めを忘れることなく、旗判定となる前に決着をつけた。今回の成長はそこにあると私は思ってる。
GS(延長戦)に入ると、技を掛けるしかないことを理解しているのに、守りの気持ちが強くなってしまう。結果、旗判定に至ることが多い。旗判定は主審・副審が判定することなので身内サイドにしてみれば、「絶対」は無い。たとえ不本意な決定でも判定は覆らない。後悔だけが残る。
実は先日の皇后盃の東京予選で辛酸を舐めさせられた。旗判定2対1で敗れ、今年の皇后盃出場できなくなった。その後の敗者復活戦では素晴らしい戦いをし、出場選手補欠の第一候補にはなっている。誤解の無いように付け加えるが、判定に文句をつけるつもりはない。
ただ、今後世界で戦っていくには自分自身で決着をつけられるような努力は必要であると私は思っているし、沙羅も思っているはずである。
沙羅もジュニアのトップ選手へと成長し、同時にシニアのトップも目指せる位置まで上がってきた。
今、色々と注目度が高い柔道界であるが、この若い力(中高生)で明るく・新しい柔道界へと変化させていってほしいと私は願っている。
そして、若くなくても私を含め誰でも、世界を知り、日本を知り、自分を知り、謙虚さを知り、生かされていることを知れば、まだまだ成長できるはず。
朝比奈沙羅は今大会の宣誓者にも選んでいただいた。英語(この大会では過去に無いと思われる)も含めた宣誓であったが、皆さまの評価も高く、これからのよりグローバル化される日本の柔道界だけではなく、世の中へのメッセージでもあったように私も感じた。
沙羅の名誉のために付け加えるが、英文は沙羅が考えたものだ。
応援よろしく!
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
最近のコメント