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2013年3月

2013年3月22日 (金)

沙羅無差別V

 スキーのジャンプ競技の世界でも沙羅選手が大活躍!何戦(16戦8回が金メダル)もの戦いのトータルでワールドチャンピオンとは立派としか言いようがない。素晴らしい!

 それを意識しているか否か、沙羅本人には聞いたことはないが渋渋の沙羅ちゃんも結果を出している。

 第35回全国高校選手大会女子無差別級(3/19)において見事優勝した。苦労した試合もあったが延長戦に入ってからも攻めを忘れることなく、旗判定となる前に決着をつけた。今回の成長はそこにあると私は思ってる。

 GS(延長戦)に入ると、技を掛けるしかないことを理解しているのに、守りの気持ちが強くなってしまう。結果、旗判定に至ることが多い。旗判定は主審・副審が判定することなので身内サイドにしてみれば、「絶対」は無い。たとえ不本意な決定でも判定は覆らない。後悔だけが残る。

 実は先日の皇后盃の東京予選で辛酸を舐めさせられた。旗判定2対1で敗れ、今年の皇后盃出場できなくなった。その後の敗者復活戦では素晴らしい戦いをし、出場選手補欠の第一候補にはなっている。誤解の無いように付け加えるが、判定に文句をつけるつもりはない。

 ただ、今後世界で戦っていくには自分自身で決着をつけられるような努力は必要であると私は思っているし、沙羅も思っているはずである。

 沙羅もジュニアのトップ選手へと成長し、同時にシニアのトップも目指せる位置まで上がってきた。

 今、色々と注目度が高い柔道界であるが、この若い力(中高生)で明るく・新しい柔道界へと変化させていってほしいと私は願っている。

 そして、若くなくても私を含め誰でも、世界を知り、日本を知り、自分を知り、謙虚さを知り、生かされていることを知れば、まだまだ成長できるはず。

 朝比奈沙羅は今大会の宣誓者にも選んでいただいた。英語(この大会では過去に無いと思われる)も含めた宣誓であったが、皆さまの評価も高く、これからのよりグローバル化される日本の柔道界だけではなく、世の中へのメッセージでもあったように私も感じた。

 沙羅の名誉のために付け加えるが、英文は沙羅が考えたものだ。

 

 応援よろしく!

 

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2013年3月 7日 (木)

卒業式

 本校渋渋は3月4日(月)卒業式が行われた。

 最近の卒業式が、昔とはちょっと違う式典へと変化しているように私には思える。

 一言で表現すると楽しく、華やかに、というイメージである。「式」そのものを楽しむ感じである。学校によっては教師側でサプライズを計画したり、何か時代を感じてしまう。

 そんな卒業式に対して、私も否定的な考えを持っているわけではない。

 ただ、式典として「厳粛である」ことに魅力を感じてしまうのは事実である。年齢のせいなのか、性格なのかよく分からないが・・・

 渋渋の場合は昔ながらのスタイル。私は気に入っている。

 

 私は教員生活33年なので、自分自身の卒業式の経験まで含めると40回近くの卒業式を経験していることになる。

 決して毎年体験できるから言うのではないが、卒業式は悲しくない。厳粛でありながら私なりに「楽しさ・嬉しさ」が込みあげてくる。

 生徒・学生であった自分の時はこれから訪れる「何か」に対してへの期待からだろう。

 今は、教師として送り出す生徒たちの希望に溢れる笑顔を見るのが嬉しいし、楽しみなのだ。

 

 卒業式の涙は「喜びの涙」と思う。

 私はその「喜びの涙」も流さないタイプであった。

 でもここ2~3年ちょっと泣けてしまってる。その泣いてしまうツボが、卒業生が親たちに対する感謝の気持ちを言葉にして伝える瞬間なのだ。式典が終了した時にサプライズとして行う形であるが、思わず感動してしまう(分かっているのでサプライズにはなっていないのだが)。

 教師として、親として、子供たちに「こんなこと、何故気づかないだろう?」と思っていたことに対しての答えだったりすると、ツボに嵌ってしまう。「奴らはやっぱり理解してたんだ。」と思うと、何か不思議な気持ちにさせられる。

 また、卒業式には教師としてこんな想いも抱いてしまう。

 それはこの生徒たちに、世の中で生き抜いていけるだけの力を授けただろうか?と自問自答してしまう。

 救いは生徒たちの誰一人として、そんな考えを持っている奴はいないことである。

 大きな夢と希望に向かい、明るく元気に前進してほしい!

 

 

 

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2013年3月 2日 (土)

たまにはふざけた話も

  私が小学5年生の時の話。

 当時、私は「やんちゃ坊主、絶頂期!」

 朝早く学校に行き、まず健全に軟式テニスボールで野球や縄跳びをやり、教室に戻れば元気に女の子のスカートめくりを楽しんでいた。今考えると少しだけ恥ずかしい。

 そんなある日、担任の女性の先生からかなりの勢いで怒られた。勿論、その一番の理由は「スカートめくり」であった。

 家庭訪問をし、私の両親に事細かく説明し、反省を促すということだった。まあ落ち着きもなかったし、怒られそうなことばかりやっていたから仕方ない。

 救いは、スカートめくりされている女の子たちから「人気絶頂」だったこと(ちょっと自慢)。

 だから、なぜ家庭訪問までして怒られなきゃいけないのか理解できなかった。

 しかしながら、家庭訪問の日が普通にやってきた。私は開き直っていた。

 両親は「何事か?」と思っていたらしい。

 担任は言いたいことだけ両親に伝え、帰っていった。

 次の瞬間、親父の鉄拳が・・・となれば「体罰問題」へ発展するのだが、父親は怒ることはなく、「女の子にしっかり謝りなさい!」とだけ言った。

 その父親の雰囲気に対して、私はどういうわけか反省した。

 スカートめくり自体が「ウケ」狙いの行為だった。人にあまり迷惑をかけずに「ウケ」るための行為を5年生なりに考えた。

 そして、その努力の結果、6年生の時には上履きの先の方に油性ペンで「目玉」を描き、女の子のそばに行き、この目玉が見ているよ。とふざけていた。かなり「ウケ」たし、レベルの高い工夫だったと思う。

 でも今は教師なのでやってない。

 今考えても「レベルの高いやんちゃ坊主」だったと思う(自画自賛)。渋渋は自調自考。

 でも大人たちの中で誉めてくれる人はいなかったが、心の中で笑顔になっていた先生もいたはず。

 

 正直なところ、現代は「抑圧されること・抑圧せざるを得ないこと」が多い過ぎる。

 「平常心」を保つには、レベルの高い、いや高くなくていいのだが、皆が「笑顔」になれる工夫や努力が必要だと思う。

 「ホッコリ」する時間を見つけよう!

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