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2013年3月 7日 (木)

卒業式

 本校渋渋は3月4日(月)卒業式が行われた。

 最近の卒業式が、昔とはちょっと違う式典へと変化しているように私には思える。

 一言で表現すると楽しく、華やかに、というイメージである。「式」そのものを楽しむ感じである。学校によっては教師側でサプライズを計画したり、何か時代を感じてしまう。

 そんな卒業式に対して、私も否定的な考えを持っているわけではない。

 ただ、式典として「厳粛である」ことに魅力を感じてしまうのは事実である。年齢のせいなのか、性格なのかよく分からないが・・・

 渋渋の場合は昔ながらのスタイル。私は気に入っている。

 

 私は教員生活33年なので、自分自身の卒業式の経験まで含めると40回近くの卒業式を経験していることになる。

 決して毎年体験できるから言うのではないが、卒業式は悲しくない。厳粛でありながら私なりに「楽しさ・嬉しさ」が込みあげてくる。

 生徒・学生であった自分の時はこれから訪れる「何か」に対してへの期待からだろう。

 今は、教師として送り出す生徒たちの希望に溢れる笑顔を見るのが嬉しいし、楽しみなのだ。

 

 卒業式の涙は「喜びの涙」と思う。

 私はその「喜びの涙」も流さないタイプであった。

 でもここ2~3年ちょっと泣けてしまってる。その泣いてしまうツボが、卒業生が親たちに対する感謝の気持ちを言葉にして伝える瞬間なのだ。式典が終了した時にサプライズとして行う形であるが、思わず感動してしまう(分かっているのでサプライズにはなっていないのだが)。

 教師として、親として、子供たちに「こんなこと、何故気づかないだろう?」と思っていたことに対しての答えだったりすると、ツボに嵌ってしまう。「奴らはやっぱり理解してたんだ。」と思うと、何か不思議な気持ちにさせられる。

 また、卒業式には教師としてこんな想いも抱いてしまう。

 それはこの生徒たちに、世の中で生き抜いていけるだけの力を授けただろうか?と自問自答してしまう。

 救いは生徒たちの誰一人として、そんな考えを持っている奴はいないことである。

 大きな夢と希望に向かい、明るく元気に前進してほしい!

 

 

 

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コメント

「式」はやはり厳粛な雰囲気が良いですね。今時の卒業式では、「仰げば尊し」や「蛍の光」でなくもっと明るい歌しか唄わないですが、式全体の雰囲気としてはですね。
卒業式の涙は、希望に満ち溢れた涙ですが、やはり別れの悲しみの涙もあってもいいかなと思います。何しろ「渋渋大好き!」な生徒がほとんどなわけですから。
5年後の卒業式を、親として楽しみに待つことにします!

投稿: 在校生の父 | 2013年3月 8日 (金) 09時22分

在校生の父さまへ

コメント有難うございます。

学校が好きだから卒業がイヤだ、なんて、それは素晴らしいことだし、本当にそうなら卒業しなくていいよ。って言ってあげたいですね。

でも、卒業式は出発式だと私は思ってます。

投稿: 佐藤康 | 2013年3月 9日 (土) 15時50分

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