オリンピック招致
2020年のオリンピック招致真っ只中の東京都の猪瀬知事が皆さんもご承知のとおり、失言してしまった。
庇うつもりはないが、十分に起こり得る状況だったと私は思う。
色々な意見があると思うが、猪瀬知事が謝罪した以上やはり「失言」だったのだろう。
しかし、今東京へのオリンピック招致に一番の頑張りを示している(示してきた)のは猪瀬知事。
国民のオリンピック招致支持が50%以下から70%以上まで引っ張り上げたのも猪瀬知事だったと思う。
招致に対してマイナスの行為であったとオリンピック招致に詳しい方が、昨夜のテレビニュースのインタビューで答えていた。
多分、国民の多くが今後どう展開していくのが不安であったと思われたが、IOCの結論は猪瀬知事に対して罰則は与えないとのこと。
そしてもうひとつの救いはトルコ側の姿勢であった。ごく普通の抗議で済ませたことは日本にとって有難いことだと思った。ただ、その真摯な姿勢を今後評価されてしまう可能性はある。
あくまでIOCの委員の方々の投票で決まるのだから。
しかし、私は決定するまで諦めず、招致活動を応援していきたい。
私自身も2016年の招致に関しては「実現すればいいなあ」というレベルだった。
しかし、今回は違う。
まず、招致支持する意味のバッヂを上着に付けている。
それから海外に行かずにオリンピックを観戦したいと強く思っている。勿論、柔道中心に考えているが柔道だけでもない。
当然、柔道に関しては中村・朝比奈が出場できれば嬉しい。また、その頃にはまた別な選手が育っているかも知れない。
とにかく夢が膨らむオリンピック招致なのだ。
1964年の東京オリンピックから半世紀が過ぎようとしている(それを知ってる自分にもビックリ)今、もう一度東京のオリンピックを観たいと思う。
あくまで噂の域を出ないが、IOCの偉い方々は自分の代で初めて○○を実現させたという事実(名誉)が欲しいらしい。
となると初めて「イスラム圏でのオリンピック開催」は美味しいのだろうか?
今年9月7日に投票により開催都市が決定するが、もし東京が選ばれなかったとしても猪瀬知事の失言の結果ではないのである。
今のうちに言っておきたかった。
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コメント
トルコと言えば、渋渋生なら真面目に英語を勉強していれば、「エルトゥールル号」で『親日国家』だと知っているでしょうが、他国のマスコミが大きく取り上げる中、本国はそれをネタに招致合戦を優位にしようとするでもなく、「近ければ共催ができるのに」とか。
あとはどこに決まっても、政治的利用なくオリンピックの純粋な成功を祈るというところでしょうか。
投稿: 在校生の父 | 2013年5月11日 (土) 10時27分
在校生の父さまへ
トルコとの友好関係は壊したくないですね。
「近ければ共催」、素晴らしい考えだと思います。
ただ、今回だけは最後まで勝負ですね。
投稿: 佐藤康 | 2013年5月11日 (土) 14時55分