« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月

2013年8月15日 (木)

夏休み中間報告

 夏休みに入り、毎日が早いのなんのって!

 加齢による時間の流れの早さは、同じことの繰り返しに対する「慣れ」によるもの?

 いつもと違うことをやれば、少しはゆっくり時間が進むのか?

 まあ、色々言い訳をしておきたい。

 でも、今年の夏休みは新しいこと、初めてのことを多く経験しているのにやっぱり時間の進みが早い。

 では本題。

 7月末に帰国子女財団主催の帰国生入試相談会が、代々木のオリンピック青少年センターで行われた。編入試験の受験希望も含め、かなりの相談件数だった。いつものことだが、暑い・熱い相談会となった。水分補給の時間も取れなかったが、「スポーツやるときゃ水分取らず世代」のせいか、乗り切ってしまった。

 8月に入り3日~5日までの3日間、個人的な用事で宮城県の気仙沼市・南三陸町を4名(私・引地氏・遠藤氏・大至氏)で訪問した。勿論、実家仙台にも寄ってきた。

 出かけた理由は、元毎日新聞社・元共同通信社記者(現在フリージャーナリスト)の引地氏との出会いにあった。彼は2011年3月11日の宮城沖の地震・津波の後すぐに取材で気仙沼・南三陸を訪れていた。その時は取材にはならず、支援活動を行うことになり、多くの出会いを作っていた。

 彼の出身は私と同じ仙台、年齢は私よりかなり若い。

 彼は取材らしい取材はできなかったものの、その訪れた場所場所で詩を残していた。

 そのひとつが南三陸町役場に勤務していた故遠藤美稀さんに関連する「詩」である。

 遠藤さんとは地震発生直後から南三陸町役場でマイクを握りしめ、津波の情報を自分自身が津波に巻き込まれるまで、町中に避難するように呼びかけていた方である。

 もうひとつは「サンマ漁」を営む三浦さんという漁師さんに関連する「詩」。家が流され、船も流され、自分自身も津波に飲み込まれながら、フェンスに掴まり九死に一生を得た方である。

 今回、その引地氏が残していた「詩」に身近な人たちが感動し、曲をつけて残したら、もっと良い形になるのではないかという話になり、作曲家の中村つよし氏が作曲。

 元関取・現歌手の大至さんに歌ってもらうことになった。

 9月11日(水)にCDの発売が決定し、そのご報告の訪問であった。

 被災された方々の許可を得てからのCDであり、売上の一部は被災地への寄付と考えている。

 前置きが長くなったが、私と引地氏の出会いは共通の友人の紹介で成立し、その後付き合いがあり、今回の気仙沼・南三陸訪問に至った。

 具体的な訪問先は、地震・津波のあと唯一自家発電(唯一の光だったので希望の灯と呼ばれた)が可能であった南三陸「ホテル観洋」の女将の阿部さん。とても我々が知りえない当時のお話をうかがうことができた。ブログには書けない「極限の人間の心の動き」も聞けた。悲しく、辛い話だが、聞けて良かったと思った。

 次に故遠藤美稀さん宅。お父さま・お母さまに歓迎された。間違いなく引地氏の人柄があっての歓迎であると感じた。驚いたのはその訪問中のことである。震度5強の地震に見舞われたことと管内放送まで流れたことであった。「津波の心配はありません」だったので、落ち着けたが本当に驚いた。まるで美稀さんが放送しているかのように聞こえた。

 次に漁師の三浦さん宅。サンマ漁のためご主人と息子さんは釧路沖まで漁に出かけていた。こちらでもその奥さまに歓迎していただいた。いまだに仮設住宅住まいであった。家より船の購入が先だと、当然といえば当然の話をされていたことが印象的だった。

 最後は知的障害を持つ子どもたちの施設訪問であった。災害後、その子供たちは地震・津波のことを思い出すとフラッシュバックを起こし、皆が一緒の避難所で生活するこができない状況だった。大声を出したり、暴れたりで車内での生活を余儀なくされた話もうかがった。壮絶な内容だった。この地震・津波をきっかけに同じような子を持つ親たちが協力しあい、新しい施設を創っている場所への訪問だった。

 この歌が流行って(売れて)くれることを祈りたい。

 勝手な自慢ですが、とってもいい歌。

 題名は「気仙沼線」・「サンマ漁」歌手大至(所属エーフォース)。

 

 8日からは中学柔道の関東大会。山梨県甲府市での開催。

 ついてるのか、ついてないのか40,8℃の日本一の暑さ(10日)を経験。溶けるかと思った。でも少し溶ければ減量になるかとも真剣に考えたが減らなかった。残念!

 結果、中2の明石ひかるが48キロ級に出場。万全な体調ではなかったのだが、勝負強さが出て、準決勝・決勝と逆転勝ちを収め優勝した。立派!

 明石をフォローした中学キャプテンの吉田(中3)もよく努力していた。そんな努力は吉田の今後に繋がると私は思ってる。それが渋渋の強さだから。

 福岡県で開催のインターハイ出場の朝比奈沙羅は準決勝で惜敗、3位であった。連覇は難しいということ。負け惜しみでなく、こんな試合もあるということだろう。私は中学関東大会とインターハイが被ったため応援に行けなかったのが残念だった。

 

 本日15日(木)、日本では終戦記念日、韓国では独立記念日となる。

 そんな日に女子プロボクサーの風神ライカの世界タイトル戦が韓国ソウルで行われる。

 アウエイもアウエイの中での戦い、応援に行きたかったのだが、別件の予定が入り行けなかった。

 心の中で応援している。「ライカ、ファイト!」

 

 17日(土)~18日(日)は私学協会主催の有楽町東京国際フォーラムで入試相談会。

 来週からは海外へ出かける予定。

 次回更新も多分月末。

 色々なことに顔を突っ込み過ぎかなあと思いながら、やっぱり止めらせません。

 「生きてる」ことを実感していたいから。

 

 

 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2013年7月 | トップページ | 2013年9月 »