第2回東京オリンピック
2020年東京オリンピック招致決定から早一ケ月が過ぎた。
私個人としても東京オリンピック招致を願っていたので、とても嬉しく思った。
1964年第1回東京オリンピックの時、私は小学2年生。
その時の担任の先生が授業を潰してまで、教室に設置されている白黒テレビで「体操競技」を観せてくれた。そのことを妙に、しかも鮮明に記憶している。
その他記憶に残っているのはマラソンの円谷選手(銅メダル)、優勝したエチオピアのアベベ選手も強烈な印象として思い出させる。
東洋の魔女といわれた女子バレーの決勝、そして優勝もしっかり憶えている。
しかし、当時私は仙台に住んでおり、正直ロンドンだろうが東京であろうが、同じ海外での出来事ぐらいにしか思っていなかった。それだけ東京も遠かった。
ただ、当時の大人たちが良い刺激を我々子供たちに与えてくれたのだろうと思ってる。
閉会式の記憶はこんな感じである。それは各国の選手たちが整列せずに歩き出していたことである。国に関係なく、選手たちが一緒に行進ではなく、腕を組んで歩いているのである。
その光景に物凄い感動を覚えた記憶がある。
「並ばなくても怒られないんだ。」という今なら思いっきり笑えそうな話だが・・・
戦後20年も経っていなかった時だったと考えると、そんな感覚も不思議ではなかったのかも知れない。
2020年第2回(あえて第2回と言いたい)東京オリンピック開催は、無限の可能性を秘めている。
招致賛成が70%を超えた時点での決定。
勿論、反対意見の中には頷ける意見も個人的にはあった。
それは東日本震災の復興の問題である。
簡潔にいうと「復興を優先せずにオリンピックなのか?」という意見である。
あくまで私個人の考え方だが、オリンピック招致が失敗したとして、その分、復興に力が入ったかと考えると、厳しい状況は変わらなかったと思う。
招致の最終プレゼンにおいて安倍首相の原発問題の処理についての政府の考え方を導き出せたことが大きいと私は思ってる。これはオリンピックが絡まなければ難しかったと思う。
世界に向けて発信した言葉の重みを理解してるはずと、私は安倍首相を信じたいし、国民全員で見守っていくべきことである。
それから、首都高が新しく生まれ変わることも嬉しい(橋梁やトンネルの崩落事故等未然に防げる)。安全第一に見直しを確実にやってほしい。JRの問題もしっかり改善してもらいたい。
カッコいい日本・緻密な日本・安全な日本を再建していくチャンスであると思う。
当然、一番目には経済効果を期待してのオリンピックなのだろうが、そのことをスタートとして考え、その次の効果が何なのか?または何を生み出すことができるのか? 国民一人ひとりが考えていくキッカケになってほしいと思う。
身近な話だったが、84歳の私の父が7年後のオリンピックを観たいと言っていた。
まあ、それほど力まなくても91歳の私の親父は想像できるのだが・・・
何か、そんな気持ちが「頑張りの糧」になりそうに思うのは私だけだろうか?
最後に「東京オリンピックへの私の願いは、女子柔道日本代表に私の教え子2名選出されることだ!」
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コメント
明日は第一回東京オリンピック開催にちなみ「体育の日」となった日ですね。
しばらく祝日となって秋晴れのもと運動会やスポーツ行事が行われていました。今は変わってしまい正直、気が抜けた感じです。
第二回は7年後、知人たちは健康で過ごしなおかつオリンピック貯金をしていろんな競技を生で観る!と言っています。それも一人ででも行くと意気盛んです。女子は相変わらず強いようです(笑)
7年は先のようで直ぐのようにも思います。
きちんと人間ドックを受け貯金もし、楽しみに待ちたいと思います。
投稿: 久 | 2013年10月 9日 (水) 16時54分
久さまへ
久々のコメント有難うございます。
お元気だったでしょうか?
本日10月9日は、偶然にも第1回東京オリンピック開会式前夜祭でした。
何となく盛り上がっていたことを思い出しました。
みんな元気で第2回東京オリンピックを迎えましょうね!
楽しみに、楽しみに待ちたいと思います。
投稿: 佐藤康 | 2013年10月 9日 (水) 20時30分
東京オリンピックが被災地復興を加速させてくれるといいですね
また、スポーツに励む子どもたちがオリンピック会場で実際に観るチャンスが広がりますから 良かったかもしれません
応援する立場の私たちは記録やメダルばかり期待せず、子どもの頃から努力を続けて出場の夢を叶えた選手たちにプレッシャーをかけないような雰囲気づくりが出来ればいいなぁと思います ただでさえ緊張の極限でしようから
それからオリンピックの開会式も見どころの一つ、演出に力を入れてますよねー。
北京やロンドンでは映画監督の演出だったことから日本でも何人か名前が上がっていますが、演出や出場アーティストで絶対この人っていう人がいない気がして残念です 世界に誇れるエンターテイナーも育って欲しいですね
投稿: マロングラッセ | 2013年10月12日 (土) 22時15分
マロングラッセさまへ
コメント有難うございます。
マロンさんの仰る通り、オリンピックの見方はいっぱいあります。
勝ち・負けだけではない楽しみ方を見つけてほしいと思います。オリンピックを身近に感じることにより、待つ楽しみ(7年間)が倍増すると思います。
意外に近いところにオリンピックがありますよ。
投稿: 佐藤康 | 2013年10月13日 (日) 12時59分
渋渋からオリンピック・メイン会場までは徒歩圏ですよね。
毎日の何気ない通学でもオリンピックの開催を肌で感じることができそう。
オリンピックの盛り上がりに乗っかって、渋渋も飛躍してほしいし、そうなることを信じてやみません。
投稿: 和 | 2013年10月16日 (水) 00時16分
和さまへ
初めましてでしょうか?
コメント有難うございます。
渋谷という場所は、本当に真近でオリンピックを感じることができます。
それをしっかり楽しむための準備をしていきたいと思ってます。
オリンピック開催までで終わるのではなく、その先も楽しめることを図々しく考えておきたいとも思います。
そうすれば皆がもっと長生きできますよね。
渋渋も油断せず、日々精進の気持ちを忘れず、努力していきます。
投稿: 佐藤康 | 2013年10月16日 (水) 12時04分