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2014年4月12日 (土)

全日本柔道体重別選手権

 中村美里が久々に笑った。

 先週の5日・6日に渡り、福岡国際センターで全日本体重別選手権が行われた。

 52キロ級に中村美里が出場。

 結果は、ライバル西田選手との決勝戦となり、新ルールにより惜敗し準優勝であった。あまり言わない方が良いのかもしれないが、悔し過ぎるので・・・ちょっとだけ。

 試合開始早々に美里が大外刈りに入ると西田選手がその返し技、お互い倒れるも五分。両者にポイントはつかないと思った瞬間、西田選手に「有効」の判定。西田選手には罪は無いがこちらは「ビックリ!」

 その後、消極的(守りに入った)になった西田選手に3回の指導(これまでのルールだと技あり相当)、私自身しっかりルールを理解していなかった部分は反省だが、一度試合場の掲示板は美里側に技ありサインが点灯。やっぱり美里が勝っていると思ったが次に掲示板をみた瞬間、凍りつくことになる。

 単純に西田選手側に有効、そして3回の指導を表示に変わっていた。有効のポイントを取られている以上、逃げ切られる可能性は十分考えられる。新ルールだと指導4回で反則負けになるとのこと。

 でも、そうなると審判も4回目の指導は出しにくいだろうと余計な心配をしてしまう。

 多分、この新ルール、あっという間に改正されるものと私は思った。だっておかしいから。

 柔道を少しでも知ってる方であれば、全員そう思うはず。残念!

 美里は、昨年11月の講道館杯にケガからの復帰戦として出場し優勝。見事な復活と思えたが、ケガが完治した状態ではなかった。ロンドンオリンピック以来初めての試合だったので、私も力が入ってしまったが冷静だったのは美里本人。もう少し治療に専念することを決意。昨年12月のグランドスラム東京大会の日本代表に選出されるも辞退した。

 美里本人は、この体重別選手権の位置づけはトップ選手と戦う上でケガの影響の確認が一番の目的だったようだ。勝っても負けても自分自身がどれだけ戦えるかを試したかったらしい。

 その結果、「美里、久々の笑顔!」である。

 今後、十分に戦える自信を得たようだ。確かに決勝戦の負けは悔しかったみたいだが、それ以上に戦える喜びが今回に限り、大きかった。

 次回の戦いに期待したい。

 周りの人間はどうしても「オリンピックで金メダルを獲らせてあげたい」と思ってしまうが、2016年リオまで時間がある。1年・1年を確認しながら(世界選手権等々の出場を経て)前進していきたいと美里本人は考えているようだ。

 皆さまの応援が一番の力になる。

 よろしくお願いしたい!

 もう一人の怪物朝比奈沙羅。

 確かに怪物であるが、疲労骨折のため約3ヶ月休養とリハビリとなる。そして高3なので勉強も。

 この体重別選手権も出場権を得ていたが、やむを得ず辞退した。

 沙羅はまだ17歳、本当にこれからの選手。

 私も大事に、そして楽しみにしていきたい!

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コメント

美里さんも沙羅さんも、目先のことにこだわり過ぎず、先を見据えた対応をしているのですね。
渋渋の教育内容もそうだと思ってます。
先を見据えて頑張れ!渋渋生(OB・OG含む)!!

投稿: 在校生の父 | 2014年4月14日 (月) 11時33分


柔道に限らず、なぜこんなルールになったの⁇
って思うことありますね
これからも美里さん 沙羅さんのご活躍を楽しみにしていますo(*^▽^*)o

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大変勉強になりました

投稿: マロングラッセ | 2014年4月14日 (月) 20時03分

在校生の父さまへ

 渋渋の精神が中村・朝比奈にしっかり伝わってるとしたら、それはとても嬉しいことです。

 そして、一人の女性として柔道以外でも頑張ってほしいと思ってます。

 有難うございました。

投稿: 佐藤康 | 2014年4月14日 (月) 21時09分

マロングラッセさまへ

 久々のコメント、そして柔道の応援、有難うございます。

 今後とも渋渋柔道部関係の応援を宜しくお願い致します。

 アエラキッズ読んで頂き有難うございました。

 

投稿: 佐藤康 | 2014年4月14日 (月) 21時12分

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