大学合格実績を伸ばすために
私が佐久長聖中学・高等学校校長に就任できた理由はいくつかある。
その一番は「ご縁」、次は渋渋の入試対策部部長をやっていたこと。つまり、渋渋の大学合格実績・柔道部実績を含め、渋渋が出した結果すべてに佐藤が絡んでいると都合良く解釈していただいたから〔正直、とても嬉しかったが・・・〕。
そして、私自身が体育教師であったことも柔道部総監督であったことも文武両道の佐久長聖にとっては似合ったかも知れない〔勝手にそう思ってる〕。
と言っても、私の戦いは始まったばかり。
何事もある程度の完成までは、時間がかかるのは承知している。だが、今私が置かれている立場は早めの結果が求められることも事実である。
「有言実行」しかない!と言っても精神的にダメージを受ける程、焦ってはいないので、ご心配なく!
ついでに「鈍感力」も十分に発揮していきたいと考えてる。
正直なところ、これまでの佐久長聖は「学力・技術力」養成に力を入れすぎてきたように感じる。東大に入るには「勉強」しかない。運動部でトップを目指すには「練習」しかない。確かにそうだと私も思う。ただ問題となるのは「しかない!」にある。
「勉強」を好きになるためにはどうするか? 「東大」に入りたいと強く思うためにはどうすればいいか? 何のために、誰のために「大学受験」をするのか? 苦しいことを楽しいことにするにはどうしたらいいか? 等々 東大に合格させるためだけのこと以外、何も考えていなっかたように感じた。
運動部で考えると例えば「柔道」が好きで強くなるためにはどうするか? 何を目標にして努力するか? 柔道を頑張れば、その先に何が見えてくるのか? 等々、「学力・技術力」を磨く前に「心」を磨くことと頑張る本人自身の高いモチベーションが必要であると思ってる。
その「心」の次に来るのが、「学力・技術力」なのである。〔頑張る理由があるから頑張れるのである〕
渋渋の東大合格者が2桁に到達した頃の話であるが、各方面から東大合格者が増えた理由をよく聞かれた。私は、まず「あいさつ」がしっかりできる学校になったことが一番の理由と答えていた。それは「あいさつ」から生まれる人と人の繋がり、頑張りの源がそこにあるからだと思っている。
その次が「生徒それぞれ」の努力、そして「教師たち」が生徒の気持ちに添って面倒を見ることができた〔面倒を見すぎていなかった〕ことを強調してきた。生徒の頑張りの邪魔はしていなかったのだ。
トップレベルの大学を目指す生徒にとって大切なことは、自分が将来就きたい職業選択にあると、私は思ってる。
要するに大学受験のスタートは大学選びではなく、学部選びなのだ。
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コメント
佐藤校長先生、いつも大変お世話になっております。
先生の入学式での伝統にとらわれず、新しく良いものをどんどん取り入れて、学校を良い風に変えて行きたいとの事でしたが入学して思う事は、館の先生方が事務室で帰宅確認や生徒の呼び出し等、事務的な事しかせず、笑顔が一切見られず生徒達を監視してるだけのようにしか見えません。
とても威圧的な雰囲気を感じます。
生徒と食堂で会話する姿もなく、部屋のフロアで生徒達と笑って話す姿も全く見かけません。もっと先生と生徒が親しみやすく信頼し合う良い関係を築けるように変えて頂きたいと思います。
厳しくするには、一線を引かなければならないのもわかりますが、通学圏の生徒が二年になっても退館せず残りたいと思えるような館に変えて頂きたいです。
館での普段の子どもの姿を見る機会が全くないので、もっと生徒と先生と保護者とのイベントを作ってみてはどうですか?
投稿: 聖朋館一年男子 母 | 2015年10月 8日 (木) 10時32分
聖朋館一年男子母さまへ
コメント有難うございます。
確かにより多くの生徒が「2年生になっても退館せずに残りたいと思えるような館」にしたいですね。
言い訳ではありませんが、館に関わる教師たちは、どうしても仕事に対しての懸命さゆえに、ゆとりの無い対応に感じさせてしまう部分があるのかも知れません。
私は何度か館の雰囲気を見に行きましたが、教師と生徒が楽しげに語らっている姿も目にしています。それが、お母さまが仰るレベルまで達していないのかも知れませんね。
今後、館生活において笑顔が多くなるように工夫・努力を重ねていきたいと思ってます。
まだ、内緒ですが館に近い将来〔来年度から〕新しい取り組みを導入したいと考えてます。今、準備中です。
少しだけ楽しみにしていてください!
投稿: 佐藤康 | 2015年10月 9日 (金) 12時50分
返信ありがとうございます。
館で、先生と生徒が笑顔で会話している姿も見られたと聞いて安心しました。
ですが、2年時に寮生が一気に減るという事は、やはりそれだけの魅力が生徒達にはないのかな?と思います…
子どもの貴重な6年間の人生を過ごす館に、佐藤校長先生がおっしゃる新しい風を吹かせて頂けることを大いに期待しております。
これからもよろしくお願いします。
投稿: 聖朋館 一年男子母 | 2015年10月11日 (日) 22時09分
いつもお世話様です。
この週末に考えていたようなコメントが聖朋館一年男子母さまより書かれていたので、私も意見を述べさせてください。
楽しくなるかわかりませんが、朝夕の食事時間に音楽(BGM)を流すというのはいかがでしょうか。
音楽は気持ちを癒し、落ち着きを与え、聞く人にとってはやる気を与えます。
また、館生は学校との切り替えが難しいと思われますが(無理に切り替えることもないのかもしれませんが・・・)、朝夕の食事が、学校と館との切り替えになっているのであるならばやはり何かが必要かも、と思ったりします。
付け加えて、これは姑息な考え方かもしれませんが、流して聞いている中で、いつの日か「あ、この曲知ってる」と思えるかもしれません。少しでも知っている曲が増えれば、それは楽しいことと思います。
朝、BGMを聞きながら友達と食事し、夕飯時には落ち着くBGMがかかっている食堂で友達と一日の話しをしながら楽しく食事をする。
マンガみたいな一こまを夢みて書いています。中学生には理想すぎでしょうか・・・。
以上が私の個人的な意見です。
失礼しました。
投稿: 1年館生の母 | 2015年10月12日 (月) 21時39分
1年館生の母さまへ
コメント有難うございます。
気づきませんせんでした。
私個人としては良い考えと思います。
朝が良いのか、夜が良いのか、両方が良いのか、館の職員と相談してみます。
多くの方の賛同が得られるなら、やってみたいですね。
取り敢えずになりますが、試運転してみましょうか?
ただ、少し準備期間をください。
投稿: 佐藤康 | 2015年10月13日 (火) 08時01分
一年館生母様の提案素晴らしいと思います。
毎週金曜日にフロア対抗のレクレーションがあり、1位になると特別食がでるみたいですが、私はとてもその行事に好感を持っているのですが、それに加えて掃除や早起きなどを頑張った生徒は、BGMをリクエストできる等作ってみてはどうですか?生徒も楽しみが増えると思いますし、雰囲気も明るくなると思います。
勝手な意見で申し訳ありませんが…
投稿: 聖朋館一年男子母 | 2015年10月15日 (木) 19時54分
聖朋館一年男子母さまへ
実は昨夜聖朋館に行きました。
館の先生方とのミーティングにも参加しました。夕食の最後の方に顔を出したわけですが、食堂周りは生徒たちの元気で楽しそうな声に圧倒されるぐらいの雰囲気でした。
館の先生にお願いしてたので、すでにBGMの試運転も行っていたようです。
ただ、現実現場の感じとしては朝食時にはNHKのニュースを観せるようにしているようです。
夕食時は勉強塾の開催や会話を楽しむ状況があり、本来BGMの持つ役割が果たせない現状もあるようです。
スピーカー等の配置の問題もありそうです。
正直なところ、食堂ではBGMが無くても生徒たちは明るく過ごしていることは確かでした。
現時点でのBGM採用は厳しいという結論に達しました。ご期待に添えずごめんなさい!
今後、生徒たちの意見を聞くなど、努力していきたいとは思ってます。
色々と試したり、工夫したりする気持ちは持ち続けたいと思います。
ご意見有難うございました。
投稿: 佐藤康 | 2015年10月16日 (金) 10時17分
佐藤校長先生
この度はありがとうございました。
諸事情で難しいところはあるだろうと思っていたので、採用されずに関しては何とも思っていません。お気遣いありがとうございます。
今回嬉しく感じたことは、保護者の意見に対して出来る否かを最初から結論づけるのではなく、検討していただいた、ということです。
ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿: 1年館生の母 | 2015年10月19日 (月) 12時36分
初めて投稿いたします。今頃このページを発見いたしました。先生のおっしゃるモチベーションは、息子を育てて実感しています。それを持ち続けてゆける魅力的な学校にして下さい。
実践されている試みは、保護者として応援したいと思います。また、色々な試みは、保護者も巻き込んで行うことも大切と考えています。
期待しています。
投稿: 聖朋館男子の母 | 2015年11月27日 (金) 20時25分
聖朋館男子の母さまへ
初コメント有難うございます。
返事が遅くなり失礼致しました。
正直、今私がやるべき事が少しだけ多いように感じています。
ただ、一歩一歩ですが確実に。一つひとつの問題をクリアしていきます。
何かありましたらいつでも激励ください。
宜しくお願い致します。
投稿: 佐藤康 | 2015年12月 4日 (金) 15時02分