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2016年12月

2016年12月 8日 (木)

人生って!

 先月の18日(金)、母方の叔父が亡くなった。満70歳!

 昨年亡くなった私の母は8人兄弟の長女、今回亡くなった叔父は末っ子。

 残念であるが8人兄弟のうち、4人が他界したことになる。母から数えて上3人と、間を飛び越えて末っ子の叔父が逝ってしまった。

 名前は千葉信夫、私の人生に多くの影響を与えてくれた一人である。叔父は中学から始めた軟式テニスで仙台高校・日体大でかなりの活躍をした選手だった。インターハイ、インカレ、そして宮城県の代表選手として40歳過ぎまで国体選手として活躍した。私の記憶だと全国でベスト8が最高だったと思う。

 指導者としても仙台白百合学園での部活指導には定評があり、数えきれないほどのインターハイ出場を果たさせている。

 種目が違えど叔父への憧れが、私が体育教師を目指した理由でもあった。プロ野球選手になりたかったが、途中で挫折した私を違う種目で頑張ることを教えてくれたのも叔父であった。叔父でありながら10歳だけの違いだったので、兄貴的存在だった。

 約7~8年ぐらい前から腎臓を悪くしたらしく、透析を受けることになるかもと話していた。ちょうど私も仕事が忙しい時期に入り、仙台に帰省しても叔父と必ず会える状況ではなかった。何年かぶりに会った時、あまりにもやせ細った叔父の姿に驚いた。

 そんな叔父の姿に驚いている私に、叔父は「大丈夫、そのうち元気になるから!」と相変わらずの優しい表情で、元気な私を逆に励ましてくれていた。叔父と最後に会ったのは母の告別式の時。こんなに早い別れが来るとは夢にも思わなかった。最終的な死因は「脳梗塞」だったようだ。

 叔父の人柄は仙台白百合の卒業生の方々に対しても同じであり、お通夜には多くの卒業生が参列、叔父の死を惜しんでいただいた。

 あんなに元気で病気には縁の無い人だと思っていたが、人の命は儚い!

 住職さんがこんな話をしてくれた。

 「早めに逝った人は周りの人へ自分の命を分け与えて逝ったのだから、その周りの人は自分の命は自分のものだけではないことを知ること!」

 ということは、私にも何日分かの生きる日数を分け与えていただいた以上、その日数分は叔父のために使うことなのかと理解し、これからの人生しっかり生きていこうと思う。

 人生って深い!人生って難しい!、人生って大切に!

 「私の人生って楽しい!」を目指したい!

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