柔道について

2011年12月11日 (日)

柔道グランドスラム東京

 中村美里が12月9日(金)柔道グランドスラム東京-52キロ級において、準々決勝でキューバのベルモイ選手に延長戦の末、有効を奪われ敗れた。

 この大会はオリンピック日本代表を選ぶ上で大事な試合であった。私はライバルの西田選手が怪我のため欠場し、美里が優勝すればオリンピック代表の座へかなり近づくはずと思ってた。

 しかし、勝負の世界は厳しいし、難しい。

 美里も油断ではないと思うし、妙なプレッシャーがあったわけでもないはず。ベルモイ選手とは過去に何度か戦っているが初めての敗戦である。有効ではあるが背負い投げを食ってしまったことは事実。悔しいが負けは負けである。

 救いはこの敗戦がオリンピックでの負けでもないし、代表最終決定の戦いでの敗戦でもなかったことである。まだまだツキを持っている証拠。

 美里本人も気持ちを切り換えて再スタートを切ることだろう。私もそれでいいと思うし、それしか方法は無いのである。

 こんな負け方は意外に一流選手であったとしても誰にでもあること。ただ、一流選手はこの負け方を続けないだけ。美里もそうだと思う。

 ちょっと細かい話をしておこう。それはオリンピック代表にたどり着くまでの獲得ポイントについてである。

 このグランドスラム前までは、西田選手が1780ポイントで世界ランキング1位、中村が1760ポイントで2位。

 現在は今回のグランドスラムでのポイント(5位は60)が加算され、中村1820ポイントとなり、世界1位に返り咲いたことも事実である。

 しかし、今後の試合の大切さ・重さを受け止め、美里の踏ん張りを期待したいし信じたい。

 そして、いっぱい楽しみたいと思ってる。

 皆さまも楽しんでください。

 応援もお願いします。

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2011年11月15日 (火)

講道館杯

 12日・13日と千葉ポートアリーナにおいて、平成23年度講道館杯(全日本柔道体重別選手権大会)が行われた。

 本校からは78キロ超級の朝比奈沙羅が出場した。中学3年生で出場できただけでも立派であるが結果も出してくれた。本当にビックリ!

 重いクラスでは中学生・高校生では、なかなか勝ち上がれないのがこの大会である。

 まず、この78キロ超級の階級には29名の選ばれた選手が出場。

 朝比奈は1回戦で大学4年の富山選手に一本勝、2回戦は社会人白石選手とはゴールデンスコアまで戦い、判定勝、初めて8分間戦い勝利した経験は大きい。しかも白石選手は重量級で日本を代表する選手であり、朝比奈にとっては柔道人生を変える一戦だったように私には思う。5年後にはそれが本当にそうだったか分かるはず。

 準々決勝の相手は世界3位経験者橋口選手、大外返しで一本勝。

 準決勝は日本の第一人者の田知本選手、5分間よく踏みとどまったが指導2回の敗戦。

 正直なところ、完敗ではなかっただけに、残念な気持ちでいっぱいとなった。本当は充分な戦い振りなのだが惜しかった。身内としてはゴールデンスコアまで戦わしてほしかった。

 しかし、課題であったスタミナも出てきたし、今後楽しみである。

 ベスト4であるが、3位決定戦で負けたためメダルまでには届かなかった。次の大会へ楽しみを繋ぎたい。

 本校卒業生の結果報告

 70キロ級 飯田有香 初戦敗退

 57キロ級 福本奈緒 初戦敗退

 57キロ級 上村凜歩 2回戦敗退

 みんな良く努力している。結果はすぐに出なくてもかならず良いことがやってくる。

 信じて努力しよう!

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2011年8月26日 (金)

美里やった!

 中村美里パリでの世界選手権、世界チャンピョンに見事に返り咲いた。決勝の相手はまたも西田選手。彼女の努力にも頭が下がる。多分、美里以外には最近負けてない。西田選手には昨年の世界選手権東京大会において、美里の方が僅差で負けている。その負けは美里にとっても久々の負けであった。お互いに素晴らしいライバル。

 オリンピックに二人出られるのであれば問題ないのだが、お互いに成長できていないかも。やっぱり、オリンピック出場枠は一人がいいのか?

 まだロンドン行は決まっていない。ただ、今回の勝利は大変有意義なものであったことは間違いない。私としては当然美里のロンドンオリンピックへの出場を祈るだけである。西田選手とは、オリンピックの代表決定まであと2回ぐらいの対戦があるかも知れない。

 例え、どちらがオリンピックに出場したとしてもメダル獲得の可能性は高い。しかもとても光るヤツ!

 ドキドキするが楽しみに美里が選ばれる時を待ちたいと思ってる。オリンピック出場決定の時は皆さんも応援よろしく!

 夏休み中の柔道結果報告。

 全国中学柔道大会団体戦(和歌山) 3位。頑張ったけど惜敗、本当に残念な気持ち。正直なところ3位での嬉しさが出てこなかった。

 個人戦朝比奈沙羅 3回戦敗れる。ベスト16。負け惜しみじゃなく、完全にジャッジミス。審判員の反省を促したい。感情論の抗議はあってはならない。.しかし、ミスは訂正すべき。それが教育的と私は思う。審判委員長へビデオを見せての抗議は行ってきた。覆るものではないが、あまりにも悔しい。自分で言うのも変だが、私は勝ち負けには冷静な方だと思ってる。でも今回は審判のレベルが低すぎる内容と思った。

 沙羅には、世界カデチャンピョンとしての自信は持ち続けてほしいと思ってる。気持ちを切り替えることが大切(私もかな?)。

 インターハイ(秋田)個人戦 荻野香澄(2年)出場 ベスト8。来年へ結びつく戦いであった。

 優勝するにはテクニック・スタミナ・精神力・運をパワーアップさせること。香澄には来年日本一を狙ってほしい。

 他の選手たちもこの夏に得た「何か」を活かし、今後に向けて努力してほしい。

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2011年7月29日 (金)

柔道結果報告

 金鷲旗結果ベスト32。ちょっと微妙なラインではあるが、それぞれの生徒の努力の跡は十分に見られた試合だった。

 全国から女子の部だけで約160校の参加があり、4回戦で宿敵埼玉栄と対戦し、敗れた。

 東京に戻り、早速中体連の都大会(全国中学校大会の予選)があった。

 結果は団体戦優勝、個人では、中3の70キロ超級朝比奈沙羅が優勝し、全国2連覇へ向けてスタートを切った。同じ中3の63キロ級柿澤史歩は決勝でミスがあり敗れ準優勝、関東大会出場は決定した。気持ちを切替え、関東チャンピョンを目指してほしい。中2の渡辺心実は朝比奈に敗れ準優勝、関東大会には出場。まあこれは仕方ない。同部屋決戦、どちらかが勝ってどちらかが負ける。来年は渡辺が日本一を目指せばいいことだ。

 私にとっては毎年楽しみいっぱいで嬉しい。

 そして、もうひとつ嬉しい知らせが届いた。もう公となったので話せるのだが、今年はインターハイ出場はゼロであった(3人が決勝で敗退)。

 ところが63キロ級で優勝していた淑徳の田代選手が怪我のため出場辞退、うちの荻野香澄にチャンスが回ってきた。田代選手はジュニアの中で世界トップにいる選手。その選手の代わりに出場することとなった。実は荻野も中学時代の57キロ級の全国チャンピョン。階級を上げて田代選手に挑戦していた。今回の予選では田代選手に有効の内容負けだった。一本負けをしなっかたが完敗であった。田代選手が到達すべき位置に荻野も到達してほしいし、自信を持って戦かってもらいたい。

 チャンスとはこんなところから始まることも知ってほしい。

 これからまた熱い戦いが始まります。

 

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2011年6月13日 (月)

2位でダメでした!

 昨日は、インターハイ東京都予選個人戦だった。先月行われた団体戦において決勝まで進出したが宿敵の淑徳に惜敗していた。

 それで、選手たちはその悔しさを胸に戦った。しかしながら、個人戦の結果も2位が2人、3位が1人という少し残念な成績。それでも、それぞれの生徒が前進の2位であり、3位でもあった。

 前々回のブログ「負けの効果」でも書いたが、現況を5ステージで表現するとすれば、うちの選手は現在Cステージにいる。まずは全員がBステージ(インターハイ)を目指し、日々努力している。

 インターハイへは、地区予選1位の者しか出場できない。

 だから、「2位でダメでした!」なのだ。

 余談だが、ちょっと前に「2位でダメなんですか?」とおっしゃった大臣さんがいたことを思い出す。決して大臣を批判しているのではない(どちらかというと嫌いじゃないので)。

 要するに今回は「本当に2位ではダメ」だったのだ。悔しい!

 ただ、生徒たちの成長を認めてあげたいし、自信を持ってほしい。次の大会で活躍してほしいと思ってる。

 私は2位がすべてダメと言いたいのではない。2位で十分な時も、十分な場合もあると思う。

 ただ、目指す心は1位でありたいし、1位でねばならぬ時も、場合もあることを知っててほしい。

 その想いが「個々の強さ」を作りあげるのだから!

 もう一言、次回1位を獲れば、今回の2位もカッコ良くなる!

 

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2011年6月 8日 (水)

負けることの必要性

 先週末は高校柔道の関東大会のため前橋にいた。結果はあえて表現すると惨敗。皆さまには私らしくない表現と思われるかも知れない。

 でもそんなことはない、実に私らしい言い方と勝手に思ってる。それは「前向き惨敗」だから。

 久々に選手たちと話ができた。いつものことだが、私自身ちょっと忙し過ぎかも。反省!

 渋渋柔道部は、選手自身の「頑張ろう精神」に期待する部分が多い。だから、自分自身が本当に「勝ちたい」と思わなければ、強くはならない。

 「負けることの必要性」はここにある。自分の意志ではなく、やらされている感覚が強いうちは真の強さは生まれない。

 まず、柔道が好きなこと、負けて悔しいと思えること、自分には柔道だけと思わないこと(ここが渋渋らしさ)、自分の周りに応援する仲間・大人の存在が基本的には必要なところ。

 柔道が強くなるための努力の過程の中で、「負ける」ことにより、練習の量の必要性・工夫の必要性を痛感する。そして、本気で努力するようになる。これができると間違いなく、ワンステージアップする。それが「惨敗」ならば、もっと期待できるのだ。

 当然ステージ毎に壁はある。「負け」に対しての悔しさが大きければ大きい程、ステップアップも大きい。

 今回の試合で負けた直後、選手一人ひとりが、私が考えをすでに感じていたことに実は驚いた。自分の足りない部分、今後の方向性を考えていたのである。

 そうすると余計な話は不要であり、思わずいつも通り「次に向かおう!」と言ってしまった。でも次回はかならず強くなってると信じている。

 勿論、柔道だけのことを言ってるのではない。どんなことでも、どんな場面でも、しかも大人だって子どもだって同じだと思う。「負け」のパワーを信じよう。

 ブログの更新が遅れると順位も下降する。

 私も負けて努力!

 でも皆さまの応援も必要、教育ブログの部分をクリックよろしく!

 

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2011年4月 5日 (火)

全日本選抜柔道体重別選手権大会

 大地震の件に関しての多くの応援コメント有難うございます。私個人としては継続的な応援・支援を考えていきたいと思ってます。しっかり前向きに生きていくしかないですね。

 4月2日~3日と福岡国際センターにおいて、全日本選抜柔道体重別選手権大会が行われた。大震災の影響で色々なスポーツの大会が中止となる中、この大会は実施された。私は悩むことなく予定通り、観戦してきた。

 今回は中村美里に加え、私の教え子の70キロ級の飯田有香(山梨学院大)、63キロ級の渡辺華奈(東海大)の3名の出場ということもあり、特に楽しみにしていた。1日の夜福岡入りをした。

 結果、52キロ級中村美里は優勝し、世界選手権の代表権も獲得した。飯田は昨年準優勝だっただけに期待もしていたが、その同じ相手と準決勝と対戦し敗れ3位。渡辺はベスト8。日本のトップの試合に出場する教え子が年々増えていくことが本当に嬉しい。

 来年も教え子たちの活躍が楽しみだ。

 実は、私はボクシングにもハマってる。昨日(4日)は、ちょっとしたキッカケで知り合いとなった風神ライカ選手の試合もあり、KO勝ちだった。世界戦に向けての大事な試合をKO勝ちしたことは大きいと思う。柔道に続き、嬉しさ連続だった。

 彼女も30歳半ば、病気あがりではあったが気合いが違ってた。後が無いという想いが強いだろうが冷静な戦いぶりだった。

 ライカの応援もよろしく!

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2011年1月20日 (木)

柔道ワールドマスターズ・バグー

 今月15日、アゼルバイジャン・バグーにて、柔道ワールドマスターズに中村美里が出場し、見事金メダルを獲得した。世界ランキングトップ選手が出場するレベルの高い世界大会である。怪我からの復帰戦での優勝は立派。

 決勝は、前回世界柔道で判定負けしている西田選手。寝技押さえ込みで一本勝ち。西田選手とは過去に7回対戦しているが、すべて僅差勝負だった。4勝3敗で中村美里がひとつ勝ち越してはいたが、今回の対戦で一本勝ちは初めて。色々な意味で大きい勝利であった。

 他の日本人選手は、中村の他に48キロ級の浅見選手、78キロ超級の田知本選手が金メダルで、男子は金メダルゼロという残念な結果であった。世界は広いと実感する。

 ロンドンオリンピックまで、あと2年を切った。中村の日本代表の可能性は非常に高いと思うが、油断はできない。中村の周りの人たちも色々と心配するが、本人は一番冷静。

 まあ、やってくれるでしょう!

 「日本の宝」と言われる日もそう遠くはないと思う。

  皆さま、応援よろしく!

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2010年12月11日 (土)

柔道グランドスラム東京

 中村美里怪我のため欠場。実は今日試合だった。

 残念だけど、色々な意味で少し休養も必要と私は思ってる。

 本人は出場できないことに悔しさもあったようだが、私は早く治して次の試合に出場してほしいと願ってる。怪我は回復に向かってるとだけ、お知らせしておく。

 先月、アジア大会金メダル獲得のお祝いということで、中村と今年から中村と同じ三井住友海上にお世話になっている上村凜歩(ジュニアオリンピック57キロ級日本代表)と私の3人、叙々苑で思いっきり焼肉を食べてきた。確かにいっぱい食べた。美味しかった。体重制限があるスポーツは食べること、食べられることの大切さを知っているので、食べたときの満足感は格別なものがあるようだ。

 私の知り合いから、「美里ちゃんは笑わないね。」とよく言われるが、決してそうではない。お笑いも好きだし、仲間うちの会話ではよく笑っている。ごく普通の21歳の女性。

 

 次回の大会、そして2年後のロンドンオリンピックでは満面の笑顔となりますので応援宜しくお願い致します。上村も頑張ります。

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2010年11月19日 (金)

アジア大会優勝

 久々に中村美里と他に活躍している教え子の話題を。

 2010年アジア大会(中国広州)日本代表で出場した中村美里は、女子柔道52キロ級において、見事金メダルを獲得した。前回(4年前)は銅メダルだっただけに本人も嬉しそうだった。あとは、オリンピックでの金メダルだ。ぜひ2年後実現させてほしい。

 中村は一昨日帰国し、昨日学校に来てくれた。ところが私は前からの他との約束があり、会えなかった。最近は、彼女を簡単に私のペースで呼び出せなくなり、スターへの道を歩んでいるだんだなあと実感している。でも輝くだけ輝いてほしいと思ってる。

 今は、美里の一ファンとして応援しているつもり(その割には図々しいが)。

 明日から千葉市のポートアリーナにおいて講道館杯が行われる。国内のトップ選手たちが出場する大会である。

 出場する中村以外の教え子たちを紹介(自慢)したい。

 52キロ級三浦理沙(東海大)、57キロ級上村凜歩(三井住友海上)、63キロ級渡辺華奈(東海大)、70キロ級飯田有香(山梨学院大)、中村はアジア大会があったため、この大会には出場しないが中村を含め5名ものトップレベル選手が生まれたことを素直に喜び、関係の方々に感謝したい。とにかく、うちの卒業生はかわいい。強さよりそこを観てほしい。

 ブログをご覧の皆さまにおかれましても是非応援宜しくお願い致します。

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